MicrosoftがXbox One XおよびXbox One S All-Digital Editionの生産を停止
Microsoftが現行モデルとしては最もハイパフォーマンスな4K対応ゲーム機の「Xbox One X」およびディスクドライブなしの安価なモデル「Xbox One S All-Digital Edition」の生産を停止したことを正式に発表しました。
Microsoft discontinues Xbox One X and Xbox One S digital edition ahead of Series X launch - The Verge
https://www.theverge.com/2020/7/16/21327330/microsoft-xbox-one-x-s-digital-edition-discontinued
Microsoft officially discontinues Xbox One X and Xbox One S All-Digital Edition ? Eurogamer.net
https://www.eurogamer.net/articles/2020-07-16-microsoft-officially-discontinues-xbox-one-x-and-xbox-one-s-all-digital-edition
Microsoftは海外メディアのThe Vergeに対して「Xbox Series Xに向けて、Xbox One XとXbox One S All-Digital Editionの生産を停止するという自然な一歩を踏み出しています。なお、Xbox One Sは引き続き生産され、世界中で販売される予定です」という声明を出し、Xbox Oneシリーズのうち2つのモデルの生産を停止したことを正式に発表しました。
2020年7月の第2週頃からXbox Oneの在庫が不足しているという情報がRedditなどで流れていました。なお、一部の小売業者の在庫は今後数か月にわたって存在する可能性があるため、Microsoftの広報担当者は「ゲーマーはXbox Oneの入手可能性について、地元の小売店に問い合わせることができます」と述べています。
MicrosoftがXbox One Xをリリースしたのは2017年11月で、Xbox One S All-Digital Editionをリリースしたのは2019年5月。なお、Microsoftはゲーム機本体と月額19.99ドル(約2100円)の有料サービスであるXbox Game Pass Ultimateがセットになったお得な月額プラン「Xbox All Access」もリリースしており、これを含めて「Xbox One S All-Digital Editionの売上は好調」と報じられていました。
Microsoftは2020年後半に発売予定の次世代ゲーム機であるXbox Series XでもXbox All Accessをリリースする予定で、Xbox All Accessの加入者は手軽にゲーム機をXbox Series Xにアップグレードすることが可能になる模様。
なお、Microsoftは安価な次世代Xboxを発売するのではないかともウワサされており、これが現行世代のXbox One S All-Digital Editionの役割を担うこととなるのではないかと期待されています。
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