「AirPods Proの初期不良品を1年で3回もつかまされた」という報告
Appleのマイク付き無線イヤホン「AirPods」シリーズで、カナル型かつアクティブノイズキャンセリング機能付きの上位モデルが「AirPods Pro」です。そんなAirPods Proの初期不良品を発売から1年で3回もつかまされたというエピソードを、エンジニアのフィリップ・デフナー氏が、自身のガジェットやサービスへの不満をまとめたブログ「Annoying Technology」に記しています。
Annoying Technology
https://annoying.technology/posts/abea6876cf4f2e13/
デフナー氏は、インナーイヤー型の初代AirPodsを「最高のApple製品!」と高く評価しており、愛用していたとのこと。初代AirPodsについては、スピーカーにもバッテリーにも問題が見られなかったそうです。
そして、2019年に発表されたAirPods Proはインナーイヤー型からカナル型となり、さらにアクティブノイズキャンセリング機能も搭載したため、デフナー氏はワクワクしてAirPods Proを注文したとのこと。
デフナー氏のAirPods Proは、最初の数カ月は問題なく動作していました。しかしデフナー氏によれば、ある日から左側のAirPod Proからブーンというノイズが鳴るようになり、頭の傾きに応じてノイズの強さが変化するような状態になったとのこと。
デフナー氏は、このAirPods Proが初期不良品だと判断し、Appleのサポートに連絡。サポートは初期不良であることを認め、新しいAirPods Proと交換できることとなりました。
新しいAirPods Proも最初の数週間は問題なく使えていたとのこと。しかし、数日後に右側のAirPods Proから「カタカタ」という音が聞こえてくるようになったそうです。デフナー氏によれば、この異音は明らかに「内部で小さな部品が外れて跳ね回っている音」だったそうで、風が吹く度に動作もおかしくなったそうです。
デフナー氏は再び初期不良品に当たってしまったと思い、Appleのサポートに再度連絡。サポートは初期不良であることを認め、再び新しいAirPods Proと交換できることとなりました。しかし、3台目のAirPods Proもなんと初期不良品であり、使い始めて数日で左側がガタガタと言い始めたとデフナー氏は報告しています。
デフナー氏は、同様の初期不良の報告がAppleデバイス関連ニュースメディア・MacRumorsの読者フォーラムに挙がっていると指摘し、AirPods Proの生産ラインに大きな問題があると批判しています。
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