ハードウェア

2009年発売のiPhone 3GSでも「AirPods Pro」は使用可能


初代iPhoneから数えて第3世代目となる「iPhone 3GS」は、2009年に発売されたモデルです。2013年9月に提供開始となったiOS 7.0以降へのアップデートには対応していないiPhone 3GSですが、2019年に発売された最新のワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」は使えるようで、実際にiPhone 3GSでAirPods Proを利用したという報告があがっています。

AirPods Pro have been found to work with the ten-year old iPhone 3GS
https://www.idownloadblog.com/2020/01/08/airpods-pro-iphone-3gs/

AirPods ProはBluetooth接続で使用するワイヤレスイヤホンです。公式サイトのシステム条件には「iOSの最新バージョンを搭載したiPhone、iPod touchのモデル」、互換性のあるiPhoneの中で最も古いものとしては2015年発売の「iPhone 6s/6s Plus」が挙げられています。

しかし、Twitterユーザーの@zed1291さんが試したところ、iPhone 3GSでもAirPods Proは完璧に動作するそうです。@zed1291さんは「AirPods Proのアクティブノイズキャンセリング機能が動作しないのではと心配していましたが、ステムを押しっぱなしにすることですべてのモードを切り替えることができました」とツイートしています。


@zed1291さんはツイートにiPhone 3GSのスクリーンショットを添付しており、それが以下の画像。画面左上を見ると「No SIM」となっており、UIからOSがフラットデザインを採用しているiOS 7以前のものであることがわかります。そして画面上には「iPhone」と「AirPods Pro」の文字が並んでおり、AirPods Proに接続することに成功しているのがうかがえます。


iDownloadBlogは「AirPods Proのノイズキャンセリングはハードウェア(AirPods Pro)側に組み込まれたものであるため、アクティブノイズキャンセリングなどの最新機能が10年以上前のiPhoneでも機能します」と記しています。

なお、@zed1291さんによるとiPhone 3GSをAirPods Proと接続して使用する場合、曲の終わりにイヤホンから音がしなくなることがあるそうですが、iPhone 3GSを耳元に持ってくると再び音が聴こえるようになるとのことです。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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