Appleが公式ストア上でのMacの下取りプログラムをスタート
AppleはiPhone・iPad・Apple Watchといった製品の下取りプログラムを展開しており、この下取りプログラムはオンライン上だけでなく公式ストアのApple Storeでも行われていました。オンライン下取りプログラムでは下取りしてもらうことが可能だったものの、Apple Storeでは下取りに対応してもらうことができなかったMacが、正式に店舗での下取り対応商品に加えられました。
Apple officially starts accepting Mac trade-ins at retail stores - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/06/17/mac-trade-ins-retail-stores/
Appleはオンラインと店舗の両方で同社製品の下取りを行ってきましたが、オンラインと店舗では下取りしてもらうことができる製品の種類が異なっていました。下取りしてもらう場合、「Apple Storeギフトカード」もしくは「新しいデバイスを購入する際の割引」を得られます。ただし、オンラインでの下取りの場合は製品を郵送する必要があるため、店舗での下取りよりもギフトカードや割引を入手できるまでに時間がかかるという問題がありました。
しかし、Mark Gurman氏が発見したように、Appleは公式の下取りプログラムページ上からMacの下取りはオンライン限定であることを示す文言を削除したことが明らかになっています。
For those interested, looks like this is now official. Macs no longer listed as online only. https://t.co/uHr8VKG9as pic.twitter.com/VAOFadrXJ0
— Mark Gurman (@markgurman) June 17, 2020
なお、店舗でのMacの下取りはアメリカおよびカナダのすべてのApple Storeで可能ですが、記事作成時点ではその他すべての地域で同じように下取りが可能になったというわけではありません。記事作成時点では日本の下取りプログラムページ上には「Macまたは他社製コンピュータの下取りはオンラインでのみ受け付けていますが、それ以外のデバイスはお近くのApple Storeに直接持ち込むこともできます」と記されているため、日本では未対応のようです。
また、アメリカおよびカナダの一部のApple Storeは黒人に対する人種差別撤廃を訴える抗議デモの影響で閉鎖しているため、すべてのユーザーがすぐに店舗でMacを下取りしてもらえるというわけではありません。
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