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子どもたちの間でTikTok人気がYouTubeに次ぐレベルに上昇中


新型コロナウイルスの影響で子どもたちが外出できない時期が続き、ネットに費やす時間が増加しています。ペアレンタルコントロールアプリで知られるQustodioの調査により、子どもたちにはYouTubeの人気が相変わらず高い一方、TikTokの人気も上昇してきており、YouTubeを見ている時間とほぼ同じぐらいの時間を費やしていることが判明しています。

Qustodio 2020 annual report on children’s digital habits - Connected More than Ever
(PDFファイル)https://qweb.cdn.prismic.io/qweb/f5057b93-3d28-4fd2-be2e-d040b897f82d_ADR_en_Qustodio+2020+report.pdf

Kids are connected more than ever before. Is this the new normal? - Qustodio
https://www.qustodio.com/ja/blog/2020/05/kids-are-connected-more-than-ever-before/


調査の対象となったのはアメリカ、イギリス、スペインの、4歳~15歳の子どもがいる世帯6万戸です。

「最もポピュラーなビデオアプリ」だったのは「YouTube」。子ども向けに用意されている「YouTube Kids」を利用しているという回答も10%前後あったものの、ノーマルのYouTubeを利用しているという回答が圧倒的多数でした。2位はいずれの国でもNetflixでした。


1日あたりのYouTubeの平均視聴時間は、新型コロナウイルスの影響が顕著な2020年4月の調査ではアメリカが97分、イギリスが83分、スペインが74分と、いずれの国でも過去最長の数字となっています。

YouTubeの牙城に対して挑む最有力候補はTikTok。調査では「ビデオアプリ」ではなく「ソーシャルメディアアプリ」に分類されています。2019年5月の調査ではアメリカの子どもの1日あたりのTikTok利用時間は38分でしたが、2020年2月の調査では82分に増加。2020年4月の調査ではYouTubeとほぼ肩を並べる95分にまで至っています。この傾向はイギリス、スペインでも同様でした。


一方、ゲームアプリでは「Roblox」「マインクラフト」「Paper.io」などが人気。ゲームのプレイ時間は、以前は1時間前後で推移していましたが、直近の数字は新型コロナウイルスの影響で増加していることがわかっています。


こうした状況下で、親に向けては「できる限り、動画を一緒に見たり、ゲームを一緒に遊んだりして子どもとの間の壁を取り払うように」とのアドバイスが行われています。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by logc_nt

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