メモ

Appleが営業再開したばかりの小売店舗を再び閉鎖、全米で拡大する破壊・略奪行為を受け


Appleは新型コロナウイルスの影響で閉店していたApple Storeの営業を2020年5月下旬から再開していたのですが、アメリカ全土で広がるミネアポリス暴動の影響を鑑みて、再び小売店舗の営業を一時停止しています。

Apple temporarily closes US retail stores in wake of widespread looting and protests - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/05/31/apple-stores-closed-protests/

アメリカのミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を膝で8分間にわたって押さえつけたことで死に至らしめた暴行事件を発端に、アメリカ全土で警察による人種差別的な暴行に対する抗議を行うデモが拡大しています。

このミネアポリス暴動を受け、Appleは従業員および顧客の安全のために、アメリカの大部分の小売店舗を一時的に閉鎖すると発表しました。なお、既に複数のApple Storeがデモの標的とされ、店舗の破壊被害や商品略奪といった被害を受けているそうです。

Appleは2020年5月31日(日)にアメリカ全土の複数の小売店舗を一時閉鎖するとしており、被害の大きな店舗については、閉鎖期間を無期限で延長するとしています。


なお、Appleはアメリカ全土に271の小売店舗を展開していますが、新型コロナウイルス対策に従って全店舗が一時閉鎖されており、営業再開にこぎつけたのは全体のうち140店舗でした。しかし、ミネアポリス暴動が起きたことで、ミネアポリスにあるApple Storeは2度の略奪行為の被害に遭っています。


記事作成時点でミネアポリス暴動の影響で略奪行為もしくは破壊行為の被害にあったのは、オレゴン州ポートランドにあるApple Store


ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるApple Store


ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリンにあるApple Store


ユタ州ソルトレイクシティにあるApple Store


カリフォルニア州ロサンゼルスにあるApple Store


サウスカロライナ州チャールストンにあるApple Store


ワシントンD.C.のApple Store


アリゾナ州スコッツデールのApple Store


カリフォルニア州サンフランシスコのApple Storeです。


ただし、Apple Storeから盗み出された製品は建物を出たあと使用できなくなり、当局が位置情報を追跡することができます。

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in メモ, Posted by logu_ii

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