YouTubeが新たにiOS・Androidアプリ向けの「就寝時間の通知」機能を導入
不要不急の外出を自粛するなどして家にとどまる時間が長くなった結果、ついスマートフォンでYouTubeを夜遅くまで見続けてしまうという人も多いはず。そんな中、YouTubeがiOSとAndroidのYouTube公式アプリ向けに、就寝する時間をリマインドしてくれる「おやすみ時間の通知」機能をリリースすることが報じられました。
お知らせ:おやすみ時間の通知と利用時間の管理に役立つその他の機能 - YouTube Community
https://support.google.com/youtube/thread/48069112
YouTube for Android and iOS rolling out bedtime reminders - 9to5Google
https://9to5google.com/2020/05/20/youtube-bedtime-reminders/
YouTubeは公式サイトの中で「多くの方々が自宅に留まるなか、これまでの生活習慣を維持することが難しくなっています。オンラインで過ごす時間を管理できるように制限を設けることが以前にも増して重要になっています」と述べており、ユーザーが睡眠時間を上手く管理できるようにするため、就寝リマインダー機能をリリースすることに決定したとのこと。
なお、YouTubeは2018年にもYouTubeの見過ぎを予防してユーザーの健康を守るため、「Digital Wellbeing」機能をリリースしています。「Digital Wellbeing」機能がどのようなものになっているのかは、以下の記事を見るとよくわかります。
YouTubeの見過ぎを予防しユーザーの健康を守る「Digital Wellbeing」機能リリース - GIGAZINE
YouTubeによると、2018年にリリースした「休憩のリマインダー」機能は導入以来30億回以上も利用されているそうで、多くの人々がYouTubeを視聴する際に休憩時間を設けている模様。今回リリースされると発表された「おやすみ時間の通知」機能は、このリマインダー機能を拡張したものだそうです。
「おやすみ時間の通知」機能をオンにすると、アプリはあらかじめ設定した時間になるとムービーの視聴をストップし、就寝を促す通知をユーザーに送ります。ユーザーは設定画面から就寝時刻を設定することが可能であり、ムービーの再生時でも通知を送信するか、あるいは視聴中のムービーが終了したタイミングで通知を送るかを選択できるとのこと。また、通知をチェックした後、さらにスヌーズを設定することも可能となっています。
新たな機能はiOS版とAndroid版の両方で利用可能となっており、2020年5月20日から数日ほどで、全ユーザーが利用可能となる予定です。
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