無料で使用可能なクイックランチャー機能「PowerToys Run」がMicrosoft公式のWindows 10拡張ソフト「PowerToys」に登場
Microsoftがオープンソースで開発している無料ソフトの「PowerToys」に、ランチャー機能の「PowerToys Run」やキーボードのリマッピングが可能な「Keyboard manager」が新たに追加されました。
GitHub - microsoft/PowerToys: Windows system utilities to maximize productivity
https://github.com/microsoft/PowerToys
Microsoft’s new PowerToys Run launcher for Windows 10 is now available to download - The Verge
https://www.theverge.com/2020/5/19/21262060/microsoft-windows-10-launcher-powertoy-spotlight-alfred-download-build
PowerToysは、Microsoftがソフトウェア開発のプラットフォームGitHub上で公開している無料のWindows 10向け拡張ソフトです。Microsoftが「PowerToys」をGitHubで公開した経緯などについては、以下の記事を読むとよく分かります。
Windows XPで姿を消したカスタマイズツール「PowerToys」が復活する - GIGAZINE
そんなPowerToysのv0.18.0が2020年5月19日に公開されました。この更新の目玉として、ランチャー機能の「PowerToys Run」が追加されているので、さっそくPowerToysをインストールしてみます。なお、この新機能を使うにはOSのバージョンがWindows 10 Version 1903以上になっている必要があります。
PowerToysをPCに導入するには、まずGitHubの公開ページにアクセスして「releases」をクリックします。
続いて、「PowerToysSetup-0.18.0-x64.msi」をクリックしてインストーラーを任意の場所にダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、インストーラーをダブルクリックします。
インストールが始まるので「Next」をクリック。
「Next」をクリック。
PowerToysのショートカットをデスクトップに設置したくない場合や、Windowsがスタートするのと同時にPowerToysを自動起動させたくない場合は以下の2カ所のチェックを外して「Next」をクリックします。
「Install」をクリックします。
「Finish」をクリックすればインストールが完了です。
インストール後に「Alt+スペースキー」を押すと、PowerToys Runの検索欄が表示されました。
試しに「chr」と入力すると、Google Chromeのショートカットが表示されました。
「cho」とタイプミスしてもGoogle Chromeを表示してくれるなど、柔軟性があります。
また、同時にキーボードの入力を入れ替えることができるKeyboard managerも登場しています。
PowerToysは、記事作成時点では最新版でもv0.18.0とまだ開発の途中ですが、PowerToys開発チームは9月には安定動作する正式版をリリースする予定だとしています。
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in レビュー, ソフトウェア, Posted by log1l_ks
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