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テスラが閉鎖命令を無視して工場を再開、「逮捕されるとしたら私だけに」とマスクCEO


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けて当局から工場閉鎖を命じられていたテスラが、命令が解除されていないにも関わらず、ひそかに工場を再開していたことがわかりました。

Tesla has already started making cars again at its California factory - The Verge
https://www.theverge.com/2020/5/11/21254871/tesla-fremont-shutdown-factory-production-model-3-y-elon-musk

テスラはカリフォルニア州に本社を構えていますが、COVID-19の流行を受けてカリフォルニア州アラメダ郡の保健当局が不要不急の外出を禁じるシェルター・イン・プレイス命令を発令したことで、アラメダ郡フリーモントにあるテスラの自動車工場は一時閉鎖に追い込まれることとなりました。テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は保健当局の決断を非難しており、5月10日には工場再開を妨げる命令を無効にすべくテスラがアラメダ郡を提訴したことが報じられました。同日、マスクCEOは「本社をカリフォルニア州から移転する」ともTwitterで発言しています。

イーロン・マスクがテスラの本社を引っ越すとカリフォルニア州を脅迫&新型コロナの影響で工場の閉鎖を求める郡に訴訟を提起 - GIGAZINE


そして5月11日付で新たに、当局が命令を解除していないにも関わらず、テスラが工場での自動車製造を再開したことが報じられています。海外ニュースサイトのThe Vergeが匿名を条件にテスラの従業員から得た情報によると、マスクCEOがTwitterで「本社の移転」について言及しているとき、既にテスラの工場には従業員が戻り、Model YやModel 3を200台完成させていたとのこと。

Business Insiderもテスラが従業員に対して「工場に戻るように」と連絡していたことを5月11日付で報じており、Business Insiderの記事が公開された数時間後にマスクCEOはTwitter上で「テスラはアラメダ郡の規則に反して製造を再開させました。私はみんなと共に危うい状況になるでしょう。誰かが逮捕されるとしたら、私だけにしてください」と投稿を行いました。


記事が公開されたあと、アラメダ郡の保健当局は「どのように工場を再開させるかという計画のテスラによる承認を待っているところ」だというコメントを発表しており、「テスラには、計画が承認されるまでは最小限の操業にとどめるよう伝えました」としています。


アラメダ郡は5月9日の時点で「直接連絡を取り、テスラのチームと密に協力しています」と述べ、テスラが安全計画の策定と実施に誠実に取り組んでいることを発表していましたが、同時にこの時点で当局とテスラとで合意が取れていないことも明らかになっていました。またアラメダ郡のディレクターであるスコット・ハガティ氏は「保健当局とテスラは5月18日に工場を再開するという合意に向かっています」と述べていました。

なお、テスラは工場閉鎖のあいだ、従業員に対して有給休暇を使うことを提案していますが、The Vergeに情報を提供した従業員は時間給労働者であるため、工場が閉鎖されている間は給料が発生しません。「家族の食事代をかせぐため」に工場に行かざるを得ない従業員も存在するとのことです。

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in メモ, Posted by logq_fa

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