キリッと爽やかな「キリンレモン」が3年連続リニューアルでどう変化したのか飲み比べてみた
キリンビバレッジの炭酸飲料「キリンレモン」が、2020年4月21日(火)にリニューアル発売されることになりました。キリンレモンが最初に発売されたのは1928年で、以降、何度かのリニューアルが行われていますが、2018年以降は毎年4月にリニューアルが重ねられています。今回、2019年版と2020年版の2種類を送ってもらったので、どのような変更が行われたのか、発売前に飲み比べてみました。
「キリンレモン」4月21日(火)リニューアル発売
(PDFファイル)https://www.kirin.co.jp/company/news/2020/0316_01.pdf
並べたペットボトルのうち、左が2020年版、右が2019年版。ラベルに描かれているレモンの色が薄く、縁取られているのが2020年版の特徴。
なじみのあるカタカナのロゴも復活。
原材料名は「砂糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)、レモンエキス(レモン(瀬戸内産))/炭酸、酸味料、香料、炭酸水素ナトリウム」。
これは2019年版と同じ。
栄養成分は100mlあたり34kcalで、たんぱく質・脂質が0g、炭水化物8.6g、食塩相当量0.06g。
これも2019年版と同じ。
キャップも同じ。ラベル以外の差異はほぼ認められません。
ということで、グラスに注いでみました。当然ですが、見た目は透明の炭酸飲料なので、ここも差はほぼありません。
ただ、わずかに2019年版のほうが炭酸の泡立ちが緩いような気がします。
いざ飲み比べてみると、炭酸の差は見た目よりは小さく、ごくわずかに2020年の方が舌への刺激が強い印象。味わいは、2020年版の方が甘みを感じます。2019年版にはレモン由来と思える苦み・酸味があるため、比べるとより甘さが目立つのですが、一方で、並べて飲み比べれば気付かないレベルの微修正でもあり、いかに気を遣ったリニューアルなのかが感じられます。
新生キリンレモンは2020年4月21日(火)から発売。価格は450mlペットボトルが税別140円、1.5リットルペットボトルが税別340円、350ml缶が税別115円、190ml缶が税別80円です。
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