竹本直一IT担当大臣は本当に「しょせんは民間の話」と言ったのか質疑内容を文字起こししてみた
新型コロナウイルスの拡大防止策として7都府県に緊急事態宣言が出る中、なおもテレワークに移行できない要因として、書類に「はんこ」が求められるという意見が挙がっています。この件について、IT担当である竹本直一大臣が2020年4月14日(火)午前中の会見内で「しょせんは民間の話」と発言したことが朝日新聞で報じられ話題となっています。
大臣会見の内容は後日、内閣府の公式サイトで文字化されて公開されるのですが、本件の内容は未公開だったので、竹本大臣は本当にそういった発言をしたのか、どういう話の流れで出た言葉だったのか、公開済みの映像をもとに文字化して確認してみました。
竹本大臣記者会見(令和2年4月14日)|政府インターネットテレビ
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20581.html
この日の会見では、大臣から記者へ向けての発言はないということで、全編が質疑応答に費やされました。当該質疑は3分13秒過ぎからで、質問者は朝日新聞の坂本純也記者です。坂本記者は前述の「IT相『しょせんは民間の話』 はんこのデジタル化」記事の執筆者です。
なお、以下の発言内容は元発言を尊重して文字化したもので、繰り返しを省いて読みやすくするなどの調整は行っていません。
・関連記事
印鑑登録も可能な犬や猫っぽい書体のハンコ「ワン書体印鑑」 - GIGAZINE
プーチン大統領による「処理済」印を押せる「おそロシ庵 はんこシリーズ」で書類を処理してみた - GIGAZINE
世界最薄0.34mmの携帯印鑑「スマート印鑑」で押印してみました - GIGAZINE
ネット納税の罠、「車検をするならペイジーで支払ってはいけない」と言われた - GIGAZINE
・関連コンテンツ