荒らし行為の代償に両手が銃になったダニエル・ラドクリフが死闘を繰り広げる「Guns Akimbo」予告編

「ハリー・ポッター」シリーズで主演を務めたダニエル・ラドクリフが、両手を銃にされた上に24時間制限のデスゲームに放り込まれた哀れな男を演じるSFアクションコメディ「Guns Akimbo」の予告編が公開されました。

Guns Akimbo - Official Trailer - YouTube

「子どもの頃はヒーローになりたかったけど、結局何にもなれなかった」と語るのは、しがないゲーム開発者のマイルス(演：ダニエル・ラドクリフ)

仕事以外の趣味といえば「ネットを荒らす」というすさんだ生活を送っています。

その頃、世間では「SKIZM」と呼ばれる配信サイトが社会問題となっていました。

SKIZMは文字通り「命がけ」で過激なバトルをストリーミング配信する違法サイトで、インターネットを中心に人気が高騰していました。

マイルスはそんなSKIZMに荒しコメントを投稿してしまいます。

次の日、家のドアをたたく音で目を覚ましたマイルス

ドアのスコープをおそるおそるのぞくと……

マイルスに腹を立てたSKIZMの運営が家になぐりこみにきていました。

運営のワンパンで一発KOしたマイルスは、目が覚めると両手に銃がボルトで固定されていました。SKIZMで配信される死闘の参加者にされたというわけです。

……と路上で身の上話を語るマイルス。

「そうだね、変わった話にしか思えないよ」とホームレスの男性が声をかけます。

手が銃になってしまったのでスマートフォンも操作できません。

マイルスは「24時間以内にNixを殺せ」「失敗すれば死ぬし、この街から逃げれば死ぬ」とSKIZMの運営にミッションを課されてしまいます。

「Nixって誰だよ？」

NixはSKIZMのトッププレイヤーでした。

「ショータイムだ」と語り、両手にマシンガンを構えてぶっ放す若い女性がNixです。

「オーケー」

部屋を出ようとしますが、両手が銃になっているのでドアノブを回せません。

「撃たないで！こんなことはもううんざりだ」と叫ぶマイルスに迫るNix

その様子を見つめるのは、SKIZMの運営トップであるリクター

「僕を殺そうとしなくていい、SKIZMをぶっ潰そう」

「うーん……いいえ」

熱狂するリクター

白昼堂々ロケットランチャーでドローンを打ち落とすNix

半裸で両手が銃という不審過ぎる姿で公園を爆走するマイルス

両手が銃になってもハンドルを操作することはできるようで、激しいカーチェイスも映画の見どころ。

銃を構えるNixの頭に、おもちゃの銃の弾がぽこんと当たります。

「ちょっと間違った……」

有無を言わさず連射

「こんなのはもううんざりだ！終わらせてやる！」

果たしてマイルスは生き延びることができるのでしょうか？

口に銃を突っ込むマイルスに「俺だったらそんなことはしないね！顔を吹っ飛ばしちまうよ。気分が落ち込んでるだけだから、顔がぐちゃぐちゃになったらもっと気分が落ち込むよ」とホームレスが慰めて、予告編は終わります。

Guns Akimboは2020年2月28日にアメリカで公開されますが、記事作成時点では日本での公開は未定です。