X-MENなのにホラー映画な「ニュー・ミュータンツ」の最新予告編公開

5人の男女が病院からの脱出を試みるという、X-MENシリーズでありながら青春ホラー映画の要素が満載な「ニュー・ミュータンツ」の最新予告編が公開されました。監督は「きっと、星のせいじゃない。」のジョシュ・ブーン氏がつとめますが、20世紀フォックス側が撮り直しを指示したことで公開が延び延びになり、3年越しに正式公開が決定した作品となっています。

The New Mutants | Official Trailer | 20th Century FOX - YouTube

遠くから「ダニ、あなたが覚えていることは？」という声がひびくなか、少女は空から降ってくる何かを受け止めるように手を伸ばします。

何か黒いものを指先でつまむダニ。

その瞬間、部屋の奥から「顔」が飛び出てきます。

「彼が逃げろと言った」

炎が上がるなか逃げまどうダニ。

次の瞬間、ベッドの上に横たわる少女、ダニが映し出されます。全てが夢だったかのようにも見えますが……。

ダニは手錠でベッドにつながれていました。

その様子を見つめる女医。

「あなたが生き延びたのは、あなたが普通の女の子じゃないから」

「でもあなたはもう一人じゃない」

その言葉通り連れてこられたのは、「ミュータント」が集まる施設。

体を固くするダニを前にして、ミュータントたちに「初めての瞬間」を語るよう促す女医。

レインと呼ばれる少女は、「13歳の時、夢だと思ったら突然コントロールを失った」と語り出します。

サムは人を傷つけてパニックに陥った経験があるとのこと。

ロベルトと呼ばれる青年は……

「僕は彼女を焼いた」と語りました。

イリヤナという少女は「18人の男を1人ずつ殺した」と告白。

何か秘密を持つ施設の生活の中で……

ダニは力を目覚めさせていきます。

「あれは病院じゃなくて鳥かごだよ」

その言葉にダニは振り返ります。

女医は全ての部屋を監視。

「大切なのはあなたの力を見いだすこと。もっとあなたよくなるように、私たちが手伝うからね」と暗い病室で女医はダニに語りかけます。

横たわるダニの絶叫が響きわたります。

「私、見てしまったの」

「彼女が私たちに見せたくないものを」

少年少女たちが病院の中を歩いていると……

血が染み出す部屋が。

「ここはあなたたちが死ぬまで悪夢に閉じ込めるところ」

「そこにいるの？」とレインが語りかける先にはあるものとは……？

「みんなで一緒にここから出よう」

そして、施設から脱出するためにそれぞれの力が発揮されていくのでした。

なお、ニュー・ミュータンツは2020年4月3日にアメリカで公開予定で、日本での公開日については未定です。

The New Mutants
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