iPhone 11 Proの生産が25％カットされたとの報道、理由は次世代の5G対応iPhoneか

2020年には5G対応のiPhoneが登場するとウワサされていますが、一般消費者が5G対応iPhoneを待ち望んでいる影響で、2019年の最新モデルであるiPhone 11 Proの生産が25％もカットされることとなったと報じられています。

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https://ww.9to5mac.com/2019/12/09/iphone-12-5g-lineup-rosenblatt/

2020年にリリースされるiPhoneに関するウワサはさまざまなものが存在しており、iPhone SEの後継モデルとなる「iPhone SE 2」や……

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iPhoneとしては初の「5G」対応モデルが登場するのではないかとも報じられています。

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さらに、最新の報道では2020年のiPhoneは5.4インチ・6.1インチ(2モデル)・6.7インチの4モデルに、iPhone SE 2を加えた5モデル展開になるという著名アナリストによる予測もあります。

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そんな中、RosenblattSecuritiesのアナリストであるジュン・チャン氏が、iPhoneの生産計画に関する情報を公開しました。同氏によると、Appleは2019年12月から2020年3月にかけての四半期で、iPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Maxの生産量を当初の予定から最大25％もカットする方針であるとのこと。これにより、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxという2019年モデルのiPhoneの生産量は、前四半期と比べて60％も減少すると予測されています。チャン氏はiPhone 11 Proの生産量が当初の予定よりも大幅に減少することとなる理由について、「消費者が4Gスマートフォンへの関心を薄めているため」と説明しています。

一方、モルガン・スタンレーのアナリストであるケイティ・ハバティ氏は、チャン氏のレポートに反論しています。ハバティ氏はAppleのルカ・マエストリCFOやサプライチェーン関係者とのやり取りから、iPhone 11シリーズが依然として高い人気を誇っているという確信を得ているとStreet Insiderに語っています。

一連の報道に対して、Apple関連のニュースを報じる9to5Macは、「覚えておくべきなのは、RosenblattSecuritiesがAppleに対して非常に弱気だという点です。RosenblattSecuritiesは12月9日のAppleの株価を150ドル(1万6000円)と予想しましたが、現在Apple株は約267ドル(約2万9000円)で取引されています」と記しています。

モルガン・スタンレーのアナリスト以外にも、多くのアナリストがiPhone 11シリーズに対してはるかに楽観的な予想を出しており、2019年10月にはiPhone 11が当初の予想以上に売れたため生産台数を800万台増やしたと報じられています。また、iPhone 11 Proについてもアメリカ国内では予想以上の需要があったという報道があります。

なお、RosenblattSecuritiesは「Appleは2020年に6モデルのiPhoneをリリースする」と予測しています。6モデルの詳細は、iPhone 11の後継機となる6.1インチ液晶ディスプレイを搭載したデュアルカメラ搭載モデルの「iPhone 12」、iPhone 11 Proの後継機となる5.4インチのOLED(有機ELディスプレイ)・デュアルカメラ搭載モデルの「iPhone 12 Pro」が2機種(4Gモデルと5Gモデル)、そしてハイエンドモデルの「iPhone 12 Pro Plus」が2機種(4Gモデルと5Gモデル)、5G対応のプレミアムモデルの「iPhone 12 Pro Max」になるとのことです。