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iPhoneの5G対応は2020年&ディスプレイサイズも変更になると有名アナリストが予測


iPhone関連のリーク情報で定評のあるアナリストのミンチー・クオ氏が、今後リリース予定のiPhoneに関する情報をまとめた報告書を発表しています。クオ氏によると、iPhoneがより高速なインターネット通信が可能になる「5G」に対応するのは2020年のモデルからとなるようです。

Ming-Chi Kuo reports 2020 iPhone lineup to feature new smaller and larger OLED screen sizes, 5G connectivity - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2019/06/17/2020-iphone-kuo-5g/


iPhone XiPad Proの登場を予測し的中させてきたアナリストのクオ氏が、2020年に登場するiPhoneに関する予測をまとめています。

クオ氏によると、2020年に登場するiPhoneは新しいサイズの「5.4インチiPhone」と「6.7インチiPhone」のほか、iPhone XRと同じラインの「6.1インチiPhone」の3モデルとなるようです。そして、iPhone XRの後継モデルとなる6.1インチiPhoneはLCD(液晶ディスプレイ)からOLED(有機ED)ディスプレイに変更されることとなる模様。ただし、5.4インチおよび6.7インチのiPhoneは5Gに対応しますが、6.1インチiPhoneはLTEのみサポートするようで、6.1インチiPhoneが廉価版になるという位置づけは変わらないようです。


2020年に5G対応iPhoneが登場するという情報は、過去の報道にも合致します。

Appleで最初の「5G対応iPhone」は2020年に登場か - GIGAZINE


クオ氏が登場を予測している「5.4インチiPhone」は、現行モデルの5.8インチiPhone XSよりもディスプレイがかなり小さくなるため、iPhone SEのようなコンパクトなiPhoneを求めているユーザーにとってはピッタリの端末になる可能性があるとApple関連のニュースを報じる9to5Macは指摘。また、なお、既存のiPhone XS Maxは6.5インチであるため、「6.7インチiPhone」はさらに大きなディスプレイを持った端末となるようです。

5G対応のiPhoneは主要な5G規格をサポートするとされており、「サブ6GHz帯を用いた規格」と「ミリ波を用いた規格」の両方に対応すると予測されています。ただし、クオ氏はApple製の5Gベースバンドチップは2022年まで準備ができないとも指摘しており、つまり、2020年から2022年までのiPhoneではQualcomm製の5Gベースバンドチップに大きく依存することを意味します。なお、ベースバンドチップ以外のパワーアンプやRFアンテナなどはApple製のものが利用されることになるとクオ氏は指摘しています。

記事作成時点では2019年発売のiPhone 11(仮称)ですら登場していない状況ですが、これまでのリーク情報などから背面カメラ以外でデザイン面に大きな変更はないものと予想されています。なお、2019年登場予定のiPhone 11に関するリーク情報や予測などは以下の記事にまとめられています。

2019年登場の「iPhone 11」はトリプルカメラ&Wi-Fi 6対応などこれまで明らかになっている情報まとめ - GIGAZINE

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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