「ポケットモンスター ソード・シールド」で色違いポケモンをゲットできなかったら50万円払う賭けに挑んだ人気配信者が見事撃沈

Twitchの人気配信者ジェレミー・ワン氏が「色違いのポケモンをゲットできなかったらサブスクリプション権を視聴者プレゼント」というミッションに挑戦しましたが、15時間プレイしてもゲットできず、総計約5000ドル(約54万円)ものサブスクリプション権をプレゼントしたと報じられています。

Twitch Streamer Gives Away $5,000 After Failing To Catch Shiny Pokémon In 15 Hours
https://kotaku.com/twitch-streamer-gives-away-5-000-after-failing-to-catc-1839945780

リーグ・オブ・レジェンドやハースストーンのプレイヤーとしても知られるワン氏は、ポケットモンスター シールドの実況も行っていて、ひつじポケモンのウールーの「色違い」をゲットするという耐久実況配信を実施しました。

色違いとは、基本的な能力は通常のものとはほとんど変わらないものの、通常とは違う色をしたポケモンのこと。例えば以下の画面に映っているウールーは、通常は白い体毛に覆われていますが、色違いウールーは体毛が黒くなっています。

しかし、色違いポケモンが出現する確率はきわめて低く、前作のポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイではおよそ0.024～0.36％程度といわれています。「ウールーを探して見つける→バトル開始→色違いでなければ逃げる」というルーティーンを繰り返すだけでも、色違いウールーをゲットするには最低でも10時間はかかるとワン氏は見積もりました。

実況配信プラットフォームのTwitchでは、配信者が視聴者に1カ月分の有料サブスクリプション権をプレゼントできる機能が実装されていて、この機能を活用した企画が多く開催されています。そこで、ワン氏は「色違いウールーを見つけられるまで耐久配信、ゲットできなかったら200人分のサブスクリプション権(約10万8000円分)をチャンネル登録者にプレゼント」というミッションを企画。以下のムービーから、チャレンジ1日目の配信を見ることができます。

DisguisedToast - Shiny Hunting: Wooloo - Not Ending Stream till I catch one OR 200 Subs - Twitch


ウールーは、ゲーム最序盤のハロタウンやブラッシータウン周辺に多く生息しています。ワン氏はハロタウンとブラッシータウンをつなぐ1番道路でウールー狩りを開始。

しかし、ワン氏は結局色違いウールーを見つけることができず、6時間が経過したところでギブアップ。配信のラストで、サブスクリプション権の購入完了画面を映し出しました。

6時間かけても捕まえることができなかったにもかかわらず、ワン氏はあきらめられなかったのか、次の日に「色違いウールーをゲットできなかったらサブスクリプション権をチャンネル登録者にプレゼント」とプレゼントの額を5倍に引き上げて再チャレンジ。2日目の配信は以下から見ることができます。

DisguisedToast - Shiny Wooloo or I'm giving away 1000 subs - Twitch


最初は笑顔でトークをしながらチャレンジを続けるワン氏でしたが……

6時間を超えるとさすがに疲労を隠しきれず、声の調子やトークのテンポもふわふわとした感じに。

7時間を超えて毛布にくるまってチャレンジを続けるワン氏

しかし、さすがに睡魔には勝てなかったようで、ワン氏はいったん仮眠を取ることに。配信は切らずにそのままなので、ワン氏がベッドで寝ている姿が30分ほど世界中に配信されました。

そして、1日目も合わせてプレイ時間が15時間を超えたところで、ワン氏はふたたびギブアップ。

ワン氏が証拠のサブスクリプション権購入完了画面を配信画面に映し出したところ。Twitchではサブスクリプション権は一度に100人分までしか購入できないため、画面では100人分しか購入できていませんが「必ず1000人分のサブスクリプション権を購入するよ」とワン氏は視聴者に約束し、「どんなことがあっても、色違いウールーを手に入れるつもりです。私を色違いウールーから遠ざけるものなど存在しません」と語りました。