「ポケットモンスター ソード・シールド」に登場する色違いポケモンには2種類存在することが判明、ただし出現確率は0.0015％

「ポケットモンスター」シリーズでは、非常に低確率ながら、通常とは違う色をもつ「色違い」のポケモンがゲーム中に登場することがあります。そんな色違いポケモンが、2019年11月15日に登場したポケットモンスター ソード・シールドでは2種類存在することが判明。より珍しい色違いポケモンはたったの0.0015％という確率でしか出現しないとのことです。

How to find square Shinies in Pokémon Sword and Shield - Polygon
https://www.polygon.com/2019/11/20/20974590/pokemon-sword-shield-shiny-square-sparkles-how-to-find-breed-catch-combo-nintendo-switch

ポケモンシリーズには、能力はほとんど変わらないものの体の色が通常と異なる「色違い」と呼ばれるポケモンが存在します。色違いのポケモンが出現する確率は非常に低く、前作のポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイではおよそ0.024～0.36％程度といわれています。また、色違いポケモンがバトル画面に出現した時には、キラリと輝くエフェクトが追加されます。

以下のムービーでは、卵からふ化した色違いサルノリに星型の光エフェクトが出る様子を見ることができます。

星型のエフェクトはこんな感じ。

記事作成時点で最新作のポケットモンスター ソード・シールドでも色違いポケモンの出現確率はきわめて低いようで、色違いウールーをゲットしようとした人気配信者が15時間かけても結局捕まえられませんでした。

「ポケットモンスター ソード・シールド」で色違いポケモンをゲットできなかったら50万円払う賭けに挑んだ人気配信者が見事撃沈 - GIGAZINE

そんな色違いポケモンは、従来のシリーズでは1種類のポケモンに対して1種類しか存在していませんでしたが、ポケットモンスター ソード・シールドでは登場時の光エフェクトによって2種類存在することが判明しました。

新しい色違いポケモンを発見したのは、ポケモンシリーズのハッキングを主に行っているKurt氏。ポケットモンスター ソード・シールドのコードを解析したところ、星型の光エフェクトではなく正方形の光エフェクトをまとう色違いポケモンの存在が判明。色違いポケモン自体の出現確率は過去作と同じく約0.024％でしたが、そのうちの16分の15が星型の光エフェクトをまとうのに対して、残りの16分の1は「登場時の輝きが異なる色違いポケモン」であることが判明しました。なお、これは確率にするとおよそ0.0015％という数字になります。

色違いウールーが正方形の光エフェクトをまとってバトルに登場するところが以下のムービー。

黒い色をした色違いウールーの周りに出現する光のエフェクトが、星型ではなく正方形になっています。

以下のムービーではやや赤みがかった色違いワンパチの周りに正方形の光エフェクトが出ている様子を見ることができます。

また、Kurt氏によれば、プレイヤーに個別に設定されるトレーナーIDと、通常プレイでは見ることができないポケモンの性格値が一致した場合は、正方形エフェクトの色違いポケモンが出現するそうです。

さらに、星エフェクトの色違いポケモンと正方形エフェクトの色違いポケモンの出現確率比は、草むらでのエンカウント時と卵からふ化させた時は15：1ですが、連続で同じポケモンと遭遇している場合は出現確率比が逆転し、正方形エフェクトの色違いポケモンをゲットする確率がぐーんとあがるとのこと。

全種類の色違いポケモンを集める「色違いコレクター」も多く存在しますが、色違いがさらに2種類存在するとなれば、色違いコレクターの収集対象は2倍に増えることになります。しかし、色違いポケモンの収集をYouTubeで配信しているaDrive氏はゲーム系メディアのPolygonに対して「私にとって大事なのは色違いポケモンであることで、輝き方は関係ありません」とコメントしており、早くも諦めモードのプレイヤーもいます。