ソフトウェア

Instagramが親しい友達とより密に連絡したりお互いが「今何しているか?」を小まめにチェックしたりできる新しいメッセージアプリ「Threads」をリリース


Instagramから親しい友人とのつながりを保つのに役立つカメラファーストなメッセージアプリ「Threads」が登場しました。Instagramは写真やムービーを投稿し、不特定多数と気軽につながることが可能なアプリですが、親密な友人とより密なコミュニケーションを取る手段があるべきということで、Threadsが開発されたそうです。Threadsでは写真やムービーを通して自分が今何をしているのか、どのように感じているのかを友達に伝えることができ、Instagramとは違ったプライベートな空間でコミュニケーションを取ることができます。

Introducing Threads - Instagram
https://instagram-press.com/blog/2019/10/03/introducing-threads/

Instagram launches Threads, a Close Friends chat app with auto-status | TechCrunch
https://techcrunch.com/2019/10/03/instagram-launches-threads-a-close-friends-chat-app-with-auto-statu

ThreadsはInstagramの親しい友人とだけメッセージや写真・ムービー・Instagramのストーリーを共有できるという、Instagramとは別のアプリです。連絡可能な相手はいつでもアプリ上から管理可能で、自分が気を許す相手のみに連絡を取ることができます。


ThreadsはInstagramに存在する「親しい友達」機能を利用し、リストに登録されているユーザーにメッセージを送ることが可能。Instagram上で親しい友達リストを作成していない場合、Threadsを初めて起動した際に直接リストを作成できるようになっています。

Threadsは写真やムービーを親しい友達と共有する「最も速い方法」だそうで、アプリを開くとカメラが直接開くため、画面を2回タップするだけで「今何をしているか」が共有できる模様。

開発チームは「写真を送ったりメッセージのやり取りをする時間がない場合でも簡単にコミュニケーションが取れる方法が必要だ」と感じていたそうで、そこで生み出されたのが「ステータス」機能です。「勉強中」や「運転中」など、自分が今何をしているのかを示すという機能で、自分のステータスを設定して相手に伝えたり、友達のステータスをチェックして相手が何をしているのかチェックしたりすることが可能になります。ステータス機能はプライバシー面を考慮して作成された機能とのことで、ステータスを誰と共有するかは細かく管理できる模様。

以下の画面はステータスの設定画面。「At home(家にいる)」や「On the move(移動中)」といったものから「Low battery(バッテリーがやばい)」のような現代風なステータスまで用意されています。


親しい友達とのメッセージはInstagram版ダイレクトメッセージ機能の「Instagram Direct」とThreadsの両方に表示される模様。


なお、Threadsは2019年10月4日に配信開始で、iOS版とAndroid版の両方が既に公開されています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Instagramでアカウントに鍵をかけても不特定多数から写真やムービーを見られる可能性があると判明 - GIGAZINE

Instagramのインフルエンサー数百万人分の連絡先情報が流出 - GIGAZINE

Instagramが「いいね!」の数を非表示にするテストを実施へ - GIGAZINE

Instagramインフルエンサーは急激に力を失いつつある - GIGAZINE

Instagramが「オンラインいじめ対策」として攻撃的なコメントをチェックする新機能をテスト中 - GIGAZINE

in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.