トム・クルーズ(?)が荒野を荒々しく走り抜けながら主演作と共に選挙への投票を呼びかけるムービーが公開中
多くのハリウッド映画で主演を務める人気俳優のトム・クルーズらしき男が、広大なアメリカの砂漠を全速力で駆け抜けながら、2020年に行われるアメリカの大統領選挙で「自分がいかに大統領にふさわしいか」をアピールするムービーが公開されています。
TOM CRUISE 2020 - RUN TOM RUN (Presidential Campaign Announcement) - YouTube
「2020年の選挙について話をしよう。候補者はみんな選挙に向けて走り出している。だけども誰一人本当に走ってはいないんだ」と叫びながら、1人の男が荒野の中をまっすぐに伸びる道を走っています。
「ぼくは最後のアメリカ映画のスターだ。誰もぼくのように走っていないし、誰もぼくほど興行収入を上げられていないんだ。2020年に投票箱を支配するためには君たちの助けが必要だ」とカメラに寄ってきた男。本当に俳優のトム・クルーズかと思いきや……
サングラスを外した顔をよくみると、男はトム・クルーズ本人ではなく、あくまでもそっくりさんでした。演じている俳優のマイルズ・フィッシャーは、過去にパロディ映画「スーパーヒーロー ムービー!! 最’笑’超人列伝」でトム・クルーズ役を演じたことがあり、それがきっかけでアメリカで「トム・クルーズのそっくりさん」としても話題になったことがあります。
「これはノースタントだよ」といって爆笑する姿はトム・クルーズにそっくり。
トム・クルーズ(のそっくりさん)は「それでは、大統領選挙でぼくに投票するべきである理由をすべて説明しよう」とカメラに語り、走り出します。
「ぼくは海軍パイロットだった!」と輝かしい経歴を叫びながら走るトム・クルーズの後ろを流れていくのは、1986年公開の大ヒット映画「トップガン」のタイトルロゴ。
1993年公開の「ザ・ファーム/法律事務所」では、法律事務所の闇に迫る弁護士の卵を熱演。
1992年公開の「ア・フュー・グッドメン」では海軍法務官を演じました。
1983年製作でトム・クルーズのデビュー作でもある「卒業白書」では、トム・クルーズは自分の家を売春宿にしてひともうけを企てる受験生を演じましたが、この経歴が大統領候補にふさわしいかどうかは不明です。
デイトナ500を目指すストックカーレーサーを演じたのは、1990年に公開された映画「デイズ・オブ・サンダー」
1996年公開の「ザ・エ-ジェント」で、プロスポーツ界の腕利きエージェントを演じたトム・クルーズはゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞を受賞しました。
2003年公開の「ラストサムライ」では、トム・クルーズが民衆のために戦う「サムライ」を演じて話題となりました。
「この惑星を攻めてくる宇宙人からこの国を2回も守ったことがあるんだ!!」と叫ぶトム・クルーズの後ろを流れていくのは「宇宙戦争」と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のタイトルロゴ。
「いいや、3回だ!」と追加で挙げたのは2013年のSF映画「オブリビオン」
「ぼくはこの国の上から下までを知り尽くしている!なぜなら本に書かれるような歴史と共に、吸血鬼として生きてきたからね!」とは、200年以上生き続けた2人の吸血鬼を描いた1994年の映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のこと。
「不可能な任務なんてないんだ!君たちの力で、ぼくを2020年の大統領選挙で選出してくれ!ぼくはまさしく愛国者なんだ!誕生日は7月4日なんだ!」とアピールしながら走り続けるトム・クルーズ。
「2020年に投票してくれー!」と叫びながら突然道を外れて走り出し、ムービーは終わります。
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