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iPhone・iPad向け次期OS「iOS 13」にはダークモードやiPad用新機能などが搭載される予定

by picjumbo.com

Appleは6月に開催予定の開発者向け会議WWDC 2019の中で、iPhone・iPad向けの最新OSとなる「iOS 13」やApple Watch向けの「watchOS 6」など、各種最新OSを発表すると期待されています。多くの人にとって注目の的であるiOS 13にどのような機能が搭載されると予想されているのか、Apple関連メディアの9to5Macがまとめています。

iOS 13 features: Dark Mode, app updates, iPad overhaul, more - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2019/05/08/ios-13-features-dark-mode-more/

◆ダークモード
スマートフォンなどのUIを黒を基調としたものに変更できるという機能「ダークモード」を採用すれば、大幅にバッテリー消費を抑えられることは以前から知られていました。多くのユーザーが搭載を待ち望んでいたダークモードがついにiOS 13へ搭載されると9to5Macは予想しています。


実際、これまでにiOS 13でダークモードが追加されるのではと複数のメディアが報じており、既にmacOSの「macOS Mojave」にはダークモードが搭載されています。

iOS 13でついにiPhoneにダークモードが登場か、バッテリー消費を劇的に抑えられるかも - GIGAZINE


◆「友達を探す」「iPhoneを探す」機能の統合
iOS 13では、友だちや家族が今どこにいるかを探すことができる「友達を探す」機能と、なくしたiPhoneの居場所を見つけ出せる「iPhoneを探す」機能が見直されるという予想もあります。Appleは2つのサービスを1つのアプリケーションに統合するとしており、個々の機能はそのままに、統一されたインターフェースになると9to5Macは述べています。

◆iPad向けの改良
iPadユーザーにとってうれしいニュースは、iOS 13ではiPad上で同じアプリケーションをマルチウィンドウで表示可能になると予想されていること。個々のウィンドウはスクリーン上に貼り付けられたシートのように管理可能であり、この機能によってiPadがよりノートPCに近い感覚で操作できるようになるとのこと。

また、iOS 13ではiPadがマウス操作をサポートするとも予想されており、ユーザーはBluetoothマウスなどを使ってiPadを操作可能になる可能性があります。さらにiPadのホームデザインに調整が入ることや、WWDC 2019で発表予定のMac用最新OS「macOS 10.15」と組み合わせることで、iPadをMacの外部ディスプレイとして使用することができるようになる可能性も挙げられています。

by Josh Sorenson

◆スリープモード
iOS 13で新しく搭載されることがウワサされている「スリープモード」は、ロック画面が暗くなり、着信および全ての通知をオフにしてくれるというモード。Apple Watchには2020年から睡眠トラッキング機能が登場する予定となっており、iOS 13のスリープモードと組み合わせて質の高い睡眠を確保することが可能になるとのこと。

◆主要アプリのアップデート
Appleの人気アプリであるリマインダーはiOS 13で大幅に改良されると期待されており、新たなインターフェースは「今日予定されているタスク」「今日のスケジュール」「タスクのフラグ」などのセクションを含むレイアウトとなっているとのこと。また、ヘルスケアアプリには健康状態を把握する新たな機能が追加されるほか、「どれだけ大きな音量で音楽を聞いているのか」「月経周期の追跡サポート」といった機能も搭載される見込みです。

Homeアプリでは防犯カメラと連携して過去の録画を見られるようになり、Safariでは新たなダウンロードマネージャがテストされています。また、メールアプリではメールをカテゴリごとに分類し、検索することも可能になるとのこと。

by PhotoMIX Ltd.

◆iMessageのアップデート
iOS 13のiMessageでは、プロフィール写真や表示名に関する詳細な公開設定が可能となり、誰に写真などを見せるかといった設定が行えるようになるとのこと。アニ文字のサポートも拡張され、ステッカーバージョンのキャラクターをより簡単に送信可能となる予定です。

◆スクリーンタイムの改善
ユーザーがどれほどの時間、どのようにデバイスを使用しているのかをチェックしてくれる「スクリーンタイム」機能についても、iOS 13で改善されます。iOS 13のスクリーンタイムでは、親が子どものデバイスで「特定の時間範囲でしかやり取りできない相手」を設定できるそうです。

◆インターフェースの調整
iOS 13では全体的なインターフェースの調整も行われ、ユーザーが3本指でドラッグすることによって操作を一つ前に戻す「アンドゥ」機能や、複数の指をドラッグすることによる「複数項目の選択」などが行えるジェスチャーが追加される見込み。また、「設定」画面にフォント管理パネルが追加され、ユーザーは好きなフォントを選んでデバイス上で使えるようになるとのこと。

9to5MacはiOS 13について、「iOS 12は安定性やパフォーマンスの向上に焦点を当てていましたが、iOS 13では一連の新機能が追加されることが明らかです」と述べ、WWDC 2019への期待が高まるとしています。iOS 13の開発者向けベータ版はWWDCの初日に行われる基調講演後に入手可能となり、一般向けのベータ版は2019年夏頃にリリースされる予定だとのこと。なお、WWDC 2019は日本時間の2019年6月4日~8日(現地時間の6月3日~7日)にかけて開催される予定となっており、会場はカリフォルニア州サンノゼにあるMcEnery Convention Centerです。

WWDC19 - Apple Developer

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1h_ik

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