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ボーイング737 MAX墜落の原因はたどるとエアバスA320neoの登場にあったという指摘

by Florian Klebl

2018年10月・2019年3月と近い時期に起きた2度の旅客機墜落事故は、双方ともボーイング 737 MAX 8で運航されていました。事故の原因としては失速防止のために導入されたシステムが挙げられており、操作方法がパイロットに周知されていなかった可能性があるのですが、そもそもの原因をたどると、エアバスA320neoが登場したことがきっかけだったという指摘があります。

The real reason Boeing's new plane crashed twice - YouTube


航空機市場は全体の38%をボーイング、28%をエアバスが占めています。


2010年、エアバスがベストセラー機種・A320の改修を発表しました。新機種であるエアバスA320neoはエンジンを新たなものに変更することで燃費が15%改善される上に、パイロットはわずかな時間で変更を把握できるという、航空会社にとっては大助かりの機体でした。


もちろんボーイングも指をくわえてみているわけはなく、A320の競合機であったボーイング737-800を改修するプランを打ち出します。エアバスと同じく燃費を改善したエンジンを搭載することで対抗する予定でしたが、1つの問題が浮上します。


それは、もとになったA320とボーイング737-800の機体の地上高の違いです。


左のA320は機体と地上が離れているのでエンジンをそのまま大型化できましたが、右のボーイング737-800はエンジンをそのまま大型化することができませんでした。


このため、ボーイングではエンジンの位置を少し上へ移動させました。


こうして誕生したのがボーイング737 MAXファミリーで、ボーイングの狙い通り、エアバスA320neo以上の発注を取ることができました。


ところが、エンジン位置を動かしたことによって別の問題が浮上。それが上昇時に機首が上がりすぎてしまうことだったとのこと。


上昇時に機首が上がりすぎると失速してしまうため、ボーイングでは失速を防ぐシステムを導入。ところが、このシステムに関してはパイロットへの周知が不十分であり、2件の墜落事故の原因になったのではないかと指摘されています。


なお、redditではボーイングに1年半勤めていたというユーザーから、ボーイングの企業風土が「プロジェクト管理をExcelのセルを切り貼りして行う」ようなひどいものであり、同僚のうち30%が積極的に仕事を台無しにするソシオパスであったという暴露が行われています。

The real reason Boeing's new plane crashed twice : videos
https://www.reddit.com/r/videos/comments/bdfqm4/the_real_reason_boeings_new_plane_crashed_twice/ekyyd9g/

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in 乗り物,   動画, Posted by logc_nt

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