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今日1日の幸せを最大化させる4つの質問

by elijahssong

もっと充実した日々の中で幸せを感じたいけれど、変化を起こすほどの精神的余裕も時間的余裕もない……という人も多いはず。そんな、にっちもさっちもいかない無力感の中でも幸福をより感じられる方法がある、ということで、作家であり経営者向けビジネス・コーチングを行うIntrigue AgencyのCEOでもあるサム・ホーンさんが「今日をもっとハッピーにする方法」をつづっています。

How to Be Happier Today
https://www.quickanddirtytips.com/health-fitness/mental-health/self-care/how-to-be-happier-today


ホーンさんが推奨している方法は以下の通り。

まず手元に「1」「2」「3」「4」という番号が着けられた四角い枠を書き、次の4つの質問に対する答えを枠内に書き込んでいきます。なお、この時の回答は一番最初に頭に思い浮かんだ内容である必要があり、書き直しはナシ。頭の中に最初に浮かんだ内容が最も正直な考えであるためです。

◆質問1:あなたがやりたいと思っていることのうち、日々の生活で実現できていることは何ですか?
例)毎日の散歩、家族とつながりを持つこと、日記を書くこと、健康的な食生活を送ることなど。

◆質問2:あなたがやりたいと思っていることのうち、日々の生活で実現していないことは何ですか?
例)運動、仕事を愛していないこと、旅行、趣味を持つこと、人と会うこと、十分な睡眠を持つことなど。

◆質問3:あなたがやりたくないことのうち、日々の生活でやっていることは何ですか?
例)2時間の通勤、過食、無駄使い、SNSのやり過ぎ、人との衝突など。

◆質問4:あなたがやりたくないことのうち、日々の生活でやっていないことは何ですか?
例)タバコを吸うことなど。この質問は二重の否定となっており、「やめることに成功した害のある行動」にあたります。

書き出しが終了したら、1と4の枠に書かれたものに丸をつけます。丸がついたものは、あなたの人生の幸福に寄与する「正しい行い」を意味します。一方、2に書かれた「していないこと」3に書かれた「ついしてしまうこと」はあなたの幸福を邪魔するものにあたるとのこと。このとき、この質問は誰が答えても「間違い」が出てくるものだということを覚えておくべき。


2と3の枠内で丸が付けられたことが「間違っている」とわかったからといって、「状況を変えるお金も時間もない」と言いたくなる人もいるはずです。ホーンさんもこの点は理解していて、「生活の質を改善するために劇的な変化は必要ない」と述べています。まずは3の枠についた丸のうち1つを変えれば、時間とエネルギーに余裕が出て2の枠の行動を変えることができるとのこと。

例えば、大学のローンを返すために働きづめで、家に帰ったら眠る余裕しかないというリサさんの場合。リサさんは日々の生活に追われ「自分が幸せを感じられるのは何年も先だと思う」と語っていました。リサさんの「やりたいこと」は「運動」と「友だちと過ごすこと」でした。そこでリサさんは余裕が出る日を待つのではなく、日曜日の朝、普段なら寝ている時間を使い、友人をさそって散歩に出かけることにしたとのこと。


リサさんは「毎週新しい場所を探索すると、気分が高揚し、孤独を感じなくなり、自分にとって大事な人々とのつながりを保てています。楽しいし運動にもなるし、お金もかかりません」と生活の変化について語っています。

小さな変化によって人生が急にまるごと変わってしまうわけではありません。しかし、毎週何かに向かって行動することは、リサさんに「自分の人生をコントロールしている感覚」を取り戻させたとのこと。

「週に一度、自分を幸せにすることを行うのは、自分勝手なことではなく、賢いことだというのを覚えていてください」とホーンさんは語りました。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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