稲垣吾郎&蒼井優がアニメ映画「海獣の子供」に芦田愛菜演じる主人公の両親役で出演決定、ポスタービジュアル解禁
五十嵐大介の漫画を原作として、「鉄コン筋クリート」「ムタフカズ -MUTAFUKAZ-」のSTUDIO4℃がアニメーション制作を手がける映画「海獣の子供」のポスタービジュアルが解禁となりました。主人公役を芦田愛菜さんが演じることが発表されていますが、その父親役として稲垣吾郎さん、母親役として蒼井優さんらの出演も決まりました。
劇場ポスタービジュアル&追加キャスト解禁!
ポスタービジュアルはこんな感じで、主人公・安海琉花が大水槽の前にたたずむ姿を描いています。
新たに発表されたキャストは4人。「海」「空」の兄弟を見守るデデ役に富司純子さん、琉花の父・安海正明役に稲垣吾郎さん、琉花の母・安海加奈子役に蒼井優さん、琉花が所属するハンドボール部の先生役に渡辺徹さん。
各キャストからのコメントは以下の通りです。
安海正明役・稲垣吾郎さん:
この映画は、誰にとってもわかりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。僕も幼少の頃に観て「僕にはまだまだ分からない部分があるな」と思った映画でも、いまだに、ひとつのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています。
安海加奈子役・蒼井優さん:
とにかく画がきれいで、ページを開くだけで海の底に連れて行ってくれる原作が大好きでした。ずっと前からこの世界をスクリーンで観たい!と本当に思っていたので、今回お話をいただいたときには、絶対やりたい!と即答させて頂きました。『鉄コン筋クリート』の「シロ」という少年役から出発して、13年後の『海獣の子供』ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直に嬉しいです。収録に当たり本編映像を少し観たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”に溢れていて、想像をはるかに超えて凄いことになっていました。生きていることにもう一度ワクワク出来る作品なので、たくさんの人に観ていただきたいです。
先生役・渡辺徹さん:
とてもきれいな絵とともに、命のことを深く感じることができる大人版のおとぎ話のような作品だと思いました。中学二年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました。
デデ役・富司純子さん:
『海獣の子供』のお話を頂いて映像を拝見しましたら、水族館や海の描写がとってもきれいで、水族館に一緒に遊びに行く孫にぜひ見てもらいたいと思い、お引き受けしました。『サマーウォーズ』以来の声のお仕事で、今回演じたデデは、世界中の海や神秘、生命、宇宙のすべての命が生まれる秘密みたいなものを追及していく強い信念を持った女性でとても魅力的でした。詩的で哲学的な台詞が多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことが出来たと思っています。
映画「海獣の子供」は2019年6月7日(金)全国ロードショーです。
【6.7公開】 『海獣の子供』 特報1(『Children of the Sea』 Teaser trailer ) - YouTube
・「海獣の子供」作品情報
原作:五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
監督:渡辺歩
音楽:久石譲
キャラクターデザイン・総作画監督・演出:小西賢一
美術監督:木村真二
CGI監督:秋本賢一郎
色彩設計:伊東美由樹
音響監督:笠松広司
プロデューサー:田中栄子
アニメーション制作:STUDIO4℃
製作:「海獣の子供」製作委員会
配給:東宝映像事業部
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
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