名作ゲーム「Doom」の実写版映画「DOOM: ANNIHILATION」の予告編が公開、ファンは激怒しゲーム公式は「無関係」を貫く事態に
「Doom」はその流血描写や銃撃シーンなどの暴力的な表現で論争の的になりながらも、ゲーム史に影響を与えたとまで評されるゲームの1つで、2016年にはリブート版が登場するなどいまだに高い人気を得ています。そんなDoomがユニバーサル・ピクチャーによって「DOOM:ANNIHILATION」として実写映画化予定で、予告編が公開されたのですが、その出来栄えにソーシャルメディア上では不満の声が上がっています。
DOOM: ANNIHILATION (2019) Exclusive Trailer "We Call it Hell" HD - YouTube
Doom: Annihilation's debut trailer is so bad, Bethesda has officially disavowed it | PC Gamer
https://www.pcgamer.com/doom-annihilations-debut-trailer-is-so-so-bad/
予告編は30秒の短いムービーで、宇宙空間を航行する1隻の宇宙船からスタートします。
宇宙基地に到着。ムービーでは明らかになっていませんが、Doomの最初のステージ、火星の衛星フォボスなのかも。
「任務は死なないことだ」
武装する主人公たち。
突如アークパイルのようなモンスターが出現し、主人公と交戦します。本家Doomにはさまざまな敵キャラクターが登場しますが、このムービーにハッキリと登場するのはアークパイルとインプのみ。
逃げ惑う人々。
Doomを代表する武器であるチェーンソーを持って戦うシーンもありました。
インプを殲滅しているようなシーンでムービーは終了。
この予告編に対し、記事作成時点でYouTube上には高評価に対して10倍以上もの低評価がつく「大炎上」状態となっています。
YouTubeのコメント欄は「2005年のDoomの映画は酷いと思ってたが、ANNIHILATIONの予告編の後だと良作に見えてくる」「これ、バイオハザードの映画だっけ?地獄のゲートからやってくる悪魔はどうしたんだよ」「Doomのロゴが出てこなかったら絶対にDoomの映画だと思わないな」と荒れに荒れています。
また、ゲーム版Doomシリーズの公式Twitterアカウントはファンからの質問に対し、「我々はこのムービーに関与していない」とコメントしています。
We're not involved with the movie. https://t.co/Du3wHSHk44
— DOOM (@DOOM) March 11, 2019
DOOM:ANNIHILATIONは2019年の年末に公開される予定ですが、日本での公開日は記事作成時点では未定です。
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