ルンバに名作ゲームDOOMのマップを自動作成させるその名も「DOOMBA」爆誕
「お掃除ロボットのRoomba(ルンバ)を使って、ゲームDOOMのマップを自動生成をさせる」という、独創的な試みを行うプログラマーが登場し、成果をブログで発表しています。
Rich Whitehouse - DOOMBA
http://richwhitehouse.com/index.php?postid=72
プログラマーのリッチ・ホワイトハウス氏は、eBayでロボット掃除機「Roomba 980」を購入してすぐに、尊敬に値する高度なSLAMを搭載していることに気づきました。そこで、ホワイト氏は自身が開発していた何百ものモデル、画像、アニメーションフォーマットを変換するツール「Noesis」を利用することで、「ルンバのマッピングデータを立体化し、さらにゲームDOOMの3Dマップに変換する」ことに挑戦しました。
クリスマス・イブに完成したというルンバ・DOOMマップ自動生成ソフトは「DOOMBA」と名付けられました。
DOOMBA: Turn your Roomba's Clean Maps into DOOM maps! https://t.co/FEgu03Nx5u #doom #DOOM25 @romero @ID_AA_Carmack pic.twitter.com/OmDL2CJuXw
— Rich Whitehouse (@DickWhitehouse) 2018年12月24日
ホワイト氏はブログでサンプルの「.noeroomba」ファイルを使った導入方法や、メインとなるDOOMBAインターフェースのパラメータ設定など、大雑把な形で解説しています。
ホワイト氏によると見事にRoomba 980では正常に動作したとのこと。ただし、他のRoombaでも機能するかどうかは保証できないそうです。なお、ホワイト氏自身も設定をほとんど詰めていないようで、「Advancedより下のパラメータは、設定を間違えるととても悪い結果を招く可能性がある」と注意表記しています。
「ただ『DOOMBA』と言いたかっただけなのではないか……?」と思えなくもない試みですが、「そんなもの意味がないという人もいるでしょう。しかし、Dark Lordはそんな人たちを地球上から葬り去り、地獄の火の中に永遠に閉じ込めてしまうと信じています」とホワイト氏は述べています。
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