クリエイティビティを刺激しまくるアイテムに囲まれたクリエイター天国なBlizzard Entertainment本社に行ってきました

World of WarcraftやStarCraft(スタークラフト)、Overwatch(オーバーウォッチ)、Hearthstone(ハースストーン)などの人気ゲームを出し続け、ゲーム市場をけん引するBlizzard Entertainment。そのBlizzardの本社を訪れると、ゲーマーから熱狂的に支持される人気タイトルを生みだし続けられる秘密がなんとなくわかりました。

Blizzard Entertainment
https://www.blizzard.com/ja-jp/

アメリカ・アーバインにあるBlizzardの本社。セキュリティゲートで出入りは厳重に管理されています。

ゲートをくぐって敷地内をまっすぐ入るとWorld of Warcraftの「Thrall」スタチュー(ブロンズ像)がお出迎え。

「リアル」な質感までビシビシと伝わってくるド迫力の造形美です。

Thrallの背面

なお、スタチューの周りにはブリザードのコアバリューが埋め込まれていました。

「Gameplay First(ゲームプレイ第一)」

「Commit To Quality(クオリティを約束する)」

「Embrace Your Inner Geek(内なるギーク魂を大切にする)」

「Learn & Grow(学び、成長する)」

「Lead Responsibly(責任をリードする)」

「Think Globally(グローバルに考える)」

「Play Nice; Play Fair(ナイスかつフェアにプレイする)」

「Every Voice Matters(重要でない言葉などない)」

スタチュー前の建物「第1棟」にはブリザードの博物館があるとのこと。

カウンターのデザインもブリザード色

カウンター左手に巨大な「Gorehowl」

Gorehowlの奥に博物館があります。

まずはブリザードが受賞した各種表彰の証がずらり。

その隣には、ナーフ銃や……

レゴブロックなど、ブリザード仕様の玩具。

「Hert of Azeroth」

ゲームの世界をリアルに体感できる各種アイテムが展示されています。

また、ブリザード・ゲームの世界観を表現するアートワークが大量に展示されており、ブリザードが持つIPの多様性と創造性を楽しめます。

ドアにまでイラストが描かれていました。

「世界最大のジオラマ」に認定されたギネス認定証

「BlizzCon 2017」の会場でも展示されていた「Battle For Lordaeron」のジオラマの一部が展示されていました。

その他にもブリザード・ファン垂涎のアイテムがそこかしこに展示されていました。

ブリザード本社は広大な敷地内に複数の建物(棟)が建っており、ゲーム・チームごとにクリエイターはわかれて創作活動に勤しんでいるとのこと。

ちなみにブリザード本社敷地内はペットの犬の帯同が認められています。

また、生垣の奥にビーチバレー場が完備されていました。

ネットもブリザード仕様。他にも屋外のジムなど、レクリエーション施設が備わっていました。

テラス席

第3棟にカフェテリアがあるとのことなので、中に入ってみることに。

入口では「トレーサー」が出迎えてくれました。

カフェテリアはこんな感じ。

サラダバー

奥に厨房が見えます。ブリザード社員はほとんどの料理を1ドル(約110円)という激安価格で食べられるとのこと。

カフェテリアの奥にはスターバックス店舗もありました。

レジではスナックを購入することもできます。

なお、カフェテリアと反対側の出入り口には巨大な「Illidan」

質感がリアルすぎ……。

ブリザード本社内には、これでもかと言わんばかりのアートワークの数々で訪問者を楽しませてくれました。

中には身長3メートルオーバーのトレーサーも……。

備え付けのタブレットでAR体験ができるコーナーもありました。なお、撮影はできませんでしたが、特別な「ライブラリー(図書館)」もあり、デザイン画集やPCゲーム・コンソールのゲームやボードゲームが大量にストックされ、資料をゆっくり閲覧できる革張りのソファや実際にボードゲームを楽しめる巨大なテーブルなどが完備された、ゲームマニアには夢のような空間も存在していました。

ちなみにブリザード本社ではマイカー通勤者が多いとのこと。

広大な敷地にはいたるところに駐車場が完備されていました。

もちろん自転車通勤する人もいます。

ブリザードのハイクオリティなゲームは、ブリザード・アイテムに囲まれた静かな環境から日々誕生しているようです。