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クレール・ドゥニ監督が手掛けたスリルとエロスが入り混じる初のSF映画「High Life」予告編公開


映画「パリ、18区、夜。」で知られるフランスのクレール・ドゥニ監督が初めて手掛けたSF映画「High Life」がアメリカでも公開されることになりました。すでに映画評論家から高い評価を受けている、スリルとエロスが入り乱れるSF映画の公式予告編が公開されています。

High Life | Official Trailer HD | A24 - YouTube


赤ん坊(ウィロウ)を抱きかかえる父親のモンテ。


どうやら二人きりのようです。


「彼女は僕のものだ。僕も彼女のものだろう」


ウィロウが触ったのは、モンテの腕にある大きな傷跡。


宇宙服姿で戻ってきたモンテ。


モンテとウィロウは宇宙船で宇宙空間をただよっています。


宇宙空間で二人きりの生活。


場面は変わって作業中のモンテ。「俺たちは上澄みで、ゴミだ」と話します。


同じく赤い服を着る男。この赤い服は囚人服です。


「俺たちはシステムに適合するのを拒否していたんだ」


皆が見上げる謎の物体は何なのか……。


「誰かが『俺たちを科学に奉仕させて還元する』という素晴らしいアイデアを思い付くまでは……」


ストーリーの鍵を握る医師のディブス。


ディブスは囚人たちを物色しているかのように、通路を歩きます。


ディブスが診察しているのは……


ボイス。冒頭の赤ん坊ウィロウの母になる女性。


「魔女みたいでしょ?」


「あなたはセクシーだと思うよ」


濡れ場もあり。


「俺はもうこれ以上漂っていたくはないんだ」


ディプスが「あなたはうそをついた」と話すと……


「あなたも知ってたでしょ?」と返すボイス。知っていたのはウィロウのことでしょうか……。


囚人たちの狂気を感じさせるシーンや……


官能的なシーンに……


SFのシーンが入り乱れます。


「私たちからは何も生まれないって知っているくせに!!」


苦悩の表情を浮かべるモンテ。


ウィロウはモンテの精子を使って生まれました。


「自然の摂理を破壊するんだ」とウィロウに話しかけるモンテ。


二人が乗る宇宙船は、地球の刑務所に囚われるのではなく「宇宙活動で奉仕する」ことを選んだ囚人たちを乗せて宇宙空間を突き進む、いわば「宇宙の監獄」


宇宙の監獄が、目的地であるブラックホールに突入するときが近づいています。


タイトルバックには、宇宙空間に捨てられた囚人が漂っています。


ドゥニ監督初の英語作品となった「High Life」は、すでに2018年11月にフランスで公開されましたが、アメリカではA24の配給により2019年4月12日に封切られる予定。スリルとエロスが入り乱れるSF映画が日本でも公開されるかは、記事作成時点では不明です。

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

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