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世界で初めての「ドローンの飛行に関する国際標準化規格」の草案をISOが公開

By Eversource NH

誰でも安定した飛行が可能なドローンは実に便利で楽しいものですが、まだ誕生から年月が浅いこともあってその使われ方に関しては決定的なルールは定まっていない状態といえます。その状況から一歩前進させるため、国際標準化機構(ISO)はドローンなど無人航空機の使用(飛行ルール)に関する国際標準化規格の策定に着手しており、その草案が発表されています。

ISO/CD 21384-1 - Unmanned aircraft systems -- Part 1: General specification
https://www.iso.org/standard/70835.html?browse=tc

The first global drone standards have been revealed
https://www.engadget.com/2018/11/26/drone-use-standards-international-organization-for-standardization/

今回公表された草案では、例えば空港の近くなどの飛行禁止エリアなどを定めることや、同様に政府系機関などにドローンが近づけないようにする「ジオフェンス」の設定を定める内容になっているとのこと。また、ドローンを操縦するパイロットに対しては他人のプライバシーに配慮し、全ての飛行の際には人為的ミスによる事故を防止するためのフェイルセーフ機構を備えることを定めています。


さらにISOはドローンパイロットの教育やフライトを記録するログ装置の搭載、そして機体のメンテナンスに関する要求事項などを盛り込むと同時に、内部に記録されたデータを保護するルールを定めています。

草案はその一部が一般に公開されている状況。以下のリンクでは、Unmanned aircraft systems(無人航空機)に関する規格「ISO/DIS 21384」の草案のうち、Part 3の一部を閲覧できる状態になっています。

ISO/DIS 21384-3(en), Unmanned aircraft systems — Part 3: Operational procedures
https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso:21384:-3:dis:ed-1:v1:en


Part 3の3章「Terms and Definitions」では、ドローンの飛行に関する定義や用語などが定められています。


ただし、閲覧できるのは「3.6」まででそれ以降の「Safety Management System」や「Data Protection」「Airspace」などの中身は実際に規格のデータを購入する必要がありました。


ISOではこの草案を2019年1月21日まで公開して意見を募っており、規格は2019年中に承認される見通しであるとのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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