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時価総額1兆ドルを突破したAmazonはどのようにして巨大企業に成長したのか?

By Robert Scoble

AmazonはAppleに続いてアメリカで2社目の時価総額1兆ドル(約112兆円)超えを達成した企業で、今や知らない人を探す方が大変なくらいの大企業に成長しました。世界的な知名度を誇るAmazonですが、サービス開始当初は本を扱うだけのオンライン通販サイトであったという事実を知っている人は少ないはず。どのようにして、Amazonが世界的な巨大企業に成長したのか、AcquiredByが解説しています。

Amazon: How it Grew (Infographic) | AcquiredBy
https://acquiredby.co/amazon-how-it-grew-infographic/

Amazonを設立したジェフ・ベゾス氏は、オンライン書店としてサービスを開始する際に、「オンライン通販の世界でトップを取る」という野望を持っていました。このため、オンライン書店として開店した後は、衣料品などのさまざまなジャンルの商品をAmazonで販売するようになりました。


その後、AmazonはAmazon アソシエイト・プログラムをスタート。このプログラムは「ユーザーにAmazonで売っている商品を宣伝してもらう」というもので、ブログやウェブサイトを持っているユーザーがお気に入りの商品をサイト上で紹介する際に、Amazonの商品ページへのリンクを貼っておくだけで商品の売上げに応じた報酬を受け取ることができます。このプログラムによって、Amazonの知名度が高まることになり、後に売上を大きく伸ばすことに成功します。

そして、2005年には、商品の当日配送を無料で指定できるなどの特典がある会員制サービスの「Amazonプライム」を開始して一般の顧客向けのサービスを拡充。同年には「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」やAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)などの企業向けクラウドサービスもスタートさせています。その2年後の2007年には電子書籍サービス「Amazon Kindle」をスタートさせるなど、さまざまな分野へサービスを展開。その後、多くの分野で大きなシェアを獲得することとなり、Amazonは大きく成長することになりました。


Amazonは2017年時点で11の国でサービスを提供しており、合計で3億人以上のユーザーを抱えています。また、2017年10月には1カ月あたり30億点以上もの商品の販売に成功しており、ECサイトとしては世界トップのシェアを獲得しています。


記事作成時点でAmazonはインドでの売上を高めるために、モバイル向けのウェブサイトやスマートフォン向けアプリのヒンディー語対応を行ったと発表しており、今後もさらなる成長が期待されています。

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in メモ,   モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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