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BitTorrentの開発者ブラム・コーエンはすでに会社を去っていた

by ioerror

P2Pファイル共有ソフト、およびそのプロトコルの「BitTorrent」を生み出したブラム・コーエン氏が、仮想通貨「TRON」の創業者ジャスティン・サン氏に買収されたBitTorrent Inc.とはもはや無関係であることを明かしました。

BitTorrent Inventor Bram Cohen Leaves BitTorrent Behind - TorrentFreak
https://torrentfreak.com/bittorrent-inventor-bram-cohen-leaves-bittorrent-behind-180819/


BitTorrent founder Bram Cohen has left the company | The Verge
https://www.theverge.com/2018/8/19/17757670/bittorrent-founder-bram-cohen-has-left-the-company

TorrentFreakによると、コーエン氏にメールで連絡を取ったところ「私はTRONには一切関与していません」との回答があり、「それは、BitTorrent Inc.で公式な役職についていないという意味ですか?」という重ねての質問に「その通り」と返事があったとのこと。

コーエン氏はBitTorrentのプロトコル、およびソフトウェアの生みの親。開発は2001年に始まり、2004年に「BitTorrent Inc.」として事業化がなされました。ただ、コーエン氏自身は「お金よりもコード」という人物だったので、会社にはリードエンジニアの立場で関わっていました。

コーエン氏が目指したのはライブストリーミング機能の実装で、2016年に音楽・映像ストリーミングサービスの「BitTorrent Now」を送り出しました。しかし、BitTorrent Nowは数カ月で停止、BitTorrent Inc.では2名の共同CEOが解雇されるなど、会社の方針にはぶれがあり、失望したコーエン氏はその興味を仮想通貨へと移していきました。

仮想通貨関連企業の「Chia Newtork」を作り、そのCEOにコーエン氏が就任したのは2017年11月のこと。この時点で、BitTorrent Inc.とはほとんど縁が切れた状態だったようです。

ちなみに、コーエン氏はビットコインには「採掘」のような無駄なプロセスをはじめとして根本的な欠陥があると指摘してきた人物でもあります。TRONも同じように論争の種になることの多い仮想通貨で、そのTRONがBitTorrent Inc.を手に入れたのは皮肉めいている、とTorrentFreakはコメントしています。

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in メモ, Posted by logc_nt