専用ケースがワイヤレス充電に対応する新型AirPodsの画像がiOS 12 beta 5の中から見つかる
iOS 12のベータ版である「iOS 12 beta 5」が2018年7月31日にリリースされました。このベータ版の中にはiPhone Xと同時に発表されたワイヤレス充電マット「AirPower」に対応すべく専用ケースのワイヤレス充電が可能になった新型AirPodsの画像が含まれているそうです。
iOS 12 beta 5 includes new shots of AirPods wireless charging case for AirPower ahead of release | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/07/30/ios-12-beta-5-new-airpods-ui/
2016年12月に発売されたAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」は、専用のケースに収納することでバッテリーを充電することができるようになっています。この専用ケースはiPhoneなどを充電するLightningケーブルで充電可能となっているのですが、ケースの外側にはLEDインジケーターなどがなく、充電できているかどうかを確かめるにはケースのフタを開けて中のLEDインジケーターを視認するか、ペアリングしたiPhoneの画面でケースのバッテリー残量をチェックするかする必要がありました。
AirPowerの登場に合わせての登場が期待されている専用ケースのワイヤレス充電が可能になった新型AirPodsですが、iOS 12 beta 5の中から見つかったという画像から、専用ケースの外側に充電状態を示すLEDインジケーターが付いていることが明らかになっています。
これがその画像。かなりわかりづらいですが、ケースのフタ下部に小さな点があり、これが充電状態を示すLEDインジケーターのようです。
見つかった画像はLEDインジケーターがオレンジ色と緑色に光っており、専用ケースが充電中なのか充電が終わったのかを示してくれる模様。
また、解析によると新型AirPodsはモデル識別用に「AirPods1.2」と記されており、既存のモデルは「AirPods1.1」と記されているとのこと。なお、Appleがワイヤレス充電に対応した専用ケースをケース単体で販売し、既存のAirPodsユーザーがケースのみを新しいものに交換できるようにするかどうかは不明です。
なお、2017年の発表以来発売が遅れに遅れているAirPowerですが、2018年6月にBloombergが「サプライチェーンの課題で生産が遅れている」として、2018年9月頃の登場を報じていました。
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