「アンブレイカブル」「スプリット」に続くM・ナイト・シャマラン監督の最新作「Glass」予告編が公開中
M・ナイト・シャマラン監督が制作する、ヒーローを題材にした作品「アンブレイカブル」「スプリット」に続く「Glass」の予告ムービーが、アメリカ・サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナルで公開されました。「アンブレイカブル」「スプリット」に登場したキャラクターが、ついに作品を超えて対決する模様が描かれます。
Glass - Official Trailer [HD] - YouTube
「あなたたちに会えるなんて、なんて素敵なことでしょう」と語るのは、精神分析医のエリー・ステープル(演:サラ・ポールソン)
ステープル医師は精神病院で、「自分がスーパーヒーローだ」と思い込んでいる人の診察を行っています。
部屋に集められているのは、ミスター・グラス(演:サミュエル・L・ジャクソン)、ケビン・クラム(演:ジェームズ・マカヴォイ)、そしてデヴィット・ダン(演:ブルース・ウィリス)
突然笑い出すケビン
険しい顔でケビンへ目をやるダン
ミスター・グラスことイライジャ・プライスは、先天性の骨形成不全症で全身の骨が骨折しやすいという体質です。
ミスター・グラスは幼少時の体験からコミックが好きで、コミック専門の画商も営んでいます。
ミスター・グラスはヒーローの存在を信じるあまり、乗客131人が犠牲となった悲惨な列車事故を仕組んだ張本人でした。
その列車事故におけるただ一人の生き残りで、自分の特殊な能力に気付かされた人物がデヴィット・ダンです。もともとはしがないスタジアム警備員でした。
ダンは不死身の体を持ち、他人の直接触れるとその人物が犯行に及ぶ瞬間が見えるという能力を持っています。
ダンは、たまたま町中でケビンとぶつかってしまい、ケビンが過去に起こした女子高生監禁事件の映像を見てしまいます。
ステープル医師はダンに「あなたは自分が社会の守護者だと思っているのでしょう」と指摘します。
「私はパトリシアといいます」と自己紹介するケビンは、24の人格を抱える多重人格者。
ステープル医師がケビンに話しかけると……
「私はマリー・レイノルズ」とベッドに横たわって応えたり……
「頼むよ、セニョール」とおびえたようにスペイン語で話したり……
「してやったぜ、兄弟!」とはしゃいだり、ケビンは人格によってさまざまな反応を見せます。
「『ビースト』がもうちょっとしたら来るからな、待ってろよ」とケビンの人格の1つである「デニス」はうれしそうに話しています。
「自分が人間以上の何かだと思い込んでいるのではないですか?」とステープル医師が語りますが……
ステープル医師の言葉に対して、ミスター・グラスは「それは本当のことだ」と不敵な笑みを浮かべます。
「私の骨は折れやすい。生まれてから今まで94回も骨折した」と話すミスター・グラス
「その代わり、あなたは高い知能指数をもっているでしょう」とステープル医師が指摘する通り、ミスター・グラスは難しい知恵の輪もあっさり解いてしまいます。
学校の廊下を歩いているのは「スプリット」に登場したケイシー・クック(演:アニャ・テイラー=ジョイ)
「私たち能力者の中には、銃弾では死なないし、鉄の棒を曲げられる者もいる」
「私は、私たち能力者の存在に世界が気付くのを待っているんだ」と語るミスター・グラス。彼が経営するコミックショップの「ヒーロー」の棚の向こうには……
「ヴィランズ(悪役)」と書かれた棚がありました。
「彼がきみを気に入ってくれるといいね」と、ミスター・グラスがケビンの24番目の人格「ビースト」に語りかけます。
「人がたくさん死ぬ」というミスター・グラスの声に「やめろ!」と叫ぶダン。
「ビースト」はダンを貯水槽へたたきつけ……
ダンは「ビースト」をつかんだまま、窓ガラスを突き破って外へ飛び出します。
「私の名前はミスター、姓はグラス」
「Glass」は2019年1月18日に全米で公開されます。日本での公開時期は未定です。
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