M・ナイト・シャマラン監督新作、ウィル・スミスが親子出演の映画「After Earth」予告ムービー
「シックス・センス」「アンブレイカブル」「エアベンダー」のM・ナイト・シャマラン監督が2013年公開予定の新作として用意しているのが「After Earth」です。タイトルの通り、もはや地球には住めなくなってしまった1000年後を描いたSF作品で、ウィル・スミス&ジェイデン・スミスの親子が主演の予定となっています。
現在、この映画の概要を紹介する映像がYouTubeで公開されていますが、Facebook風で非常にわかりやすいムービーとなっています。
After Earth
http://www.afterearth.com/
After Earth - Viral Video - M. Night Shyamalan, Will Smith Movie (2012) HD - YouTube
すべての始まりは1908年。
実際にシベリアで起きたツングースカ大爆発のことが記事になっています
1913年に「Global Science Research Consortium」という国際科学研究グループが召集されました。
Victor Radoslavという人物が「Ventraya Craft」に関する研究を行った、という話。
この「Ventraya」、1921年に科学者のトップたちによって解析が行われたそうです。
1926年にはクレーターの写真。
1929年、世界恐慌の話の中でまたも「Ventraya」という単語が。
先ほど出てきたRadoslav氏の息子は1938年にアメリカへ亡命し、「Raige」に改姓。
このころ、科学者たちは異星人の技術の研究を進めていたという衝撃の記事が。
Ventrayana技術は「Lightstream」という名前に改称。
1939年から1945年に第二次世界大戦が行われました。
1945年8月6日、広島に原子爆弾リトル・ボーイが投下。
1960年にはジョン・F・ケネディが大統領選に立候補。
ケネディ大統領はRaige氏と核拡散について議論をしたようです。
アポロ13号はLightstreamエンジンを使用しましたが、あやうくカタストロフィ寸前の事故になったことで、ニクソン大統領によって「Lightstream」プログラム凍結が決定。
ここで時間が飛び、2010年にJohn Raigeが結婚したという記事がちらっと見えます。
John Raigeは失業中。アイコンはLightstreamのもの。
そして、2012年。
2020年、世界中で食糧問題から暴動が勃発。
資源危機も到来。
2052年、「レンジャープログラム」が発表されたそうです。
このプログラムで、2054年に最初のレンジャーたちが卒業。
こちらは2025年、ニューヨークで暴動が広がったという図。
2065年、Skyler Raigeがプライムレンジャーに。
2066年、サハラ砂漠で「箱舟」の建設がスタート。
地球の終末を予想させるようなイメージが……
2066年3月、「(箱舟は)わずか6隻だけが発進可能」という報道。
2067年には、「地球は居住に適さない」と表現されています。
これが……
「After Earth」です。
ちなみに、上記で紹介されている内容はあくまで本編が始まる前の予備知識の段階だそうで、本編は地球から脱出するしかなくなってから1000年後、すでに新天地が栄えている時代が舞台。“伝説的”な軍人であるCypher Raigeが、長い勤めを終えて、13歳の息子Kitaiら疎遠だった家族のもとに帰ってくるものの、小惑星嵐がCypherとKitaiの乗った船を襲い、今や不毛の大地となった地球に不時着。コクピットで死にかけているCypherを救うため、父のような戦士に憧れる少年Kitaiは敵地を横断して救助ビーコンを回収しに行く……という話です。
このCypher Raigeを演じるのがウィル・スミス、息子のKitaiを演じるのがウィル・スミスの実の息子であるジェイデン・スミス。Raynaというヒロイン役で14歳の若手イザベル・ファーマンも出演します。
監督はM・ナイト・シャマラン、脚本は「シリアナ」「トラフィック」のスティーヴン・ギャガンと「ザ・ウォーカー」のゲイリー・ウィッタが担当。2013年6月にアメリカ、イギリスほかで公開予定です。
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