Ankerの完全ワイヤレスの軽量イヤホン「Soundcore Liberty Lite」とIPX7防水&360度全方向から聞けるBluetoothスピーカー「Soundcore Flare」レビュー
Ankerのオーディオブランド「Soundcore」より完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「Liberty」シリーズの最軽量モデル「Soundcore Liberty Lite」と、IPX7の防水性能を持ち360度全方向から音が聴けて、鮮やかなライトエフェクトで彩ってくれるBluetoothスピーカー「Soundcore Flare」が2018年7月16日(月)に登場します。実際の使い勝手はどんな感じなのか、編集部に届いた実機で一足早く試してみました。
Anker | #UseAnkerInstead
https://www.anker.com/
Soundcore | Flare
https://www.soundcore.com/products/variant/flare/A3161011
「Anker Soundcore Liberty Lite」と「Anker Soundcore Flare」のパッケージは、どちらもAnkerのロゴをイメージした白と水色を基調としたデザイン。
◆Soundcore Liberty Lite
パッケージを開封すると、Liberty Liteの充電ケース、充電用Micro-USBケーブル、イヤーチップ、イヤーウイング、取扱説明書、使用上の注意、サポート連絡先が入っていました。
Liberty Liteは充電ケースの中に入っていました。
Liberty Liteの本体はこんな感じ。イヤホン間にはケーブルはなく、右耳用と左耳用のイヤホンが独立しています。イヤーチップの反対側にある中央の「soundcore」と書いてある部分はボタンになっており、1回だけ押したり、長押ししたりすることで、曲を再生したり、次の曲にスキップするなどの操作が可能。
Liberty Liteに付属しているイヤーチップおよびイヤーウイングはL、M、S、XSサイズの4種類あり、本体にはMサイズのイヤーチップ(左側の上から2番目)とXSサイズのイヤーウイング(右側の一番下)がセットされていました。
バッテリーケースは黒一色で統一されたデザインとなっており、大きさは3.5cm×8cm、厚さは約3.5cmほどの手のひらサイズ。バッテリーケース内にLiberty Liteが入っている状態でも、重さは52gとなっており、とても軽量です。
Liberty Liteを充電するには、バッテリーケースにイヤホンをセットして、ケースを閉じるだけ。バッテリーケース内の電池でイヤホンを充電する仕組みとなっていて、約1.5時間で満タンまで充電でき、Liberty Lite自体は最大3.5時間の連続再生が可能とのこと。
バッテリーケースを充電するときは、ケースにあるMicro-USBポートに充電用Micro-USBケーブルを挿して充電すればOK。
バッテリーケースの充電中は充電状況がケース下部に表示され、3つのランプが常時点灯したら充電完了です。バッテリーケースをフル充電した場合、Liberty Liteを最大12時間利用分の電力を充電することが可能とのこと。ちょっとしたお出かけなどにも活躍しそう。
実際に使ってみます。まず、ペアリングを行うため、充電ケースからLiberty Liteを取り出します。すると、Liberty Liteは一定時間ペアリングモードで起動するので……
接続したい機器(ここではiPhone 8)のBluetooth設定画面を開き、「Soundcore Liberty Lite」をタップ
表示が「接続済み」になったらBluetooth設定は完了です。
Liberty Liteを装着すると、外見は普通のイヤホンを挿しているのとほとんど変わりません。耳にはピッタリとはまっているような感覚があり、ランニングなどの軽い運動くらいでは外れそうにありませんでした。
実際に音楽を聴いてみると、Liberty Liteは高音が良く出る印象。手元にあった3000円クラスの有線イヤホンと比較したところ、Liberty Liteの方が音質が良く、高音も低音も上回っている印象を受けました。
次にLiberty Liteの上位機種であるLiberty+と比較してみます。高音については甲乙つけがたいところですが、低音はLiberty+の方がより強く出るので、音質面ではLiberty+に軍配が上がりました。Liberty+の値段がLiberty Liteの2倍以上の価格であることを考えると、さすがに値段相応の差が感じられます。
また、イヤホンのボタンを2回押すと、iOSではSiri、AndroidではGoogle Assistantなどの音声アシスタントを起動することができます。このため、運動しながら地図を調べたり、電話をかけたりすることが可能です。
また、Liberty LiteはIPX5の防水規格にも対応済みで、雨や汗などの水がかかっても問題はありません。ただし、シャワーなどの強力な噴流水や水没には対応していないので、注意が必要です。
Soundcore Liberty LiteはAmazonで税込5999円となっており、2018年7月16日(月)12時から販売が開始される予定です。
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◆Soundcore Flare
続いて、Soundcore Flareを開封します。箱の中にはSoundcore Flare本体と充電用Micro-USBケーブル、取扱説明書、使用上の注意、サポート連絡先が入っていました。
Soundcore Flareの大きさは直径89mm×高さ151mm。iPhone 8と比較すると、これぐらいの大きさです。
重さは実測で570g。手で持ちあげるとズッシリとした重さを感じます。
本体電源ボタンの下にある防水キャップを開けると、AUXの入力端子とMicro-USB端子があります。
Soundcore Flareを充電するには、Micro-USB端子に充電用Micro-USBケーブルを接続することで充電が可能。
充電中は電源ボタンのLEDが赤く点灯し、充電が完了したらLEDが消灯。最大で約12時間の再生が可能とのことです。
実際にSoundcore Flareを使用してみます。まずはBluetooth対応機器とペアリングするため、電源ボタンを押すと……
BluetoothのLEDが白く点滅し、ペアリング可能な状態になります。
接続したい機器(ここではAndroid)のBluetooth設定画面を開き、「Soundcore Flare」をタップ。
表示が「接続」になったら、Bluetooth設定が完了です。
実際に、音楽を再生してみます。机の上にSoundcore Flareを置いて、スマートフォンに保存した音楽ファイルを再生したり、音量を上げ下げしている様子は以下のムービーで確認できます。
360°どこからでも聞けてIPX7対応の防水Bluetoothスピーカー「Soundcore Flare」を操作してみた - YouTube
Soundcore Flareは本体のボタン操作のみで曲の再生・音量の上下・曲のスキップ・停止が可能です。音楽の再生中は底面のLEDが音楽に合わせて点滅するのが印象的。なお、Soundcore Flareの底面のLEDは消灯することも可能なので、睡眠前など部屋の明かりを消した状態で使用する場合でも、光が邪魔になることはありません。
次に、床の上にSoundcore Flareを置き、本体の周りを1周回って音が360度変化することなく聞けるかを試してみました。以下のムービーでその様子を確認することができます。
360°どこからでも聞けてIPX7対応の防水Bluetoothスピーカー「Soundcore Flare」を色んな方向から聞いてみる - YouTube
ゆっくりと一周回ってさまざまなポイントから曲を聞いても音が沈むようなことはなく、クリアな音楽を聴くことができました。
次にIPX7の防水性能を試してみます。実際にお風呂での使用を想定して、温水のシャワーや湯船のお湯につけて壊れないかどうか確認しました。この様子は以下のムービーで確かめることができます。
IPX7対応の防水Bluetoothスピーカー「Soundcore Flare」をお風呂で使ってみた - YouTube
シャワーのお湯をかけたり……
湯船のお湯につけたりしても壊れるようなことはありませんでした。このため、河原でのバーベキューなどで使用するスピーカーなど、レジャー用途での使用にも向いていると言えます。
また、お風呂で使用した後、防水キャップの中に水が浸水していないか確認してみましたが、浸水したような形跡は特にありませんでした。
Soundcore Flareでは音楽再生中のLEDの点滅パターンを変更することができるようなので、実際に変更してみます。Soundcore FlareのLEDの点滅パターンを変更するには、Soundcoreアプリが必要なため、最初にアプリをインストールします。SoundcoreアプリはiOS版とAndroid版がありますが、今回はiOS版をインストールします。iOS端末で以下のURLにアクセス。
「Soundcore - for Flare」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/jp/app/soundcore-for-flare/id1331876603
「入手」をタップします。
「インストール」をタップ。
インストールが終わったら、「開く」をタップします。
「ようこそ」画面が表示されるので、「同意して続ける」をタップ。
「Soundcoreシリーズ」の画面が表示されたら、「Flare」をタップします。
「Bluetooth設定」をタップすると……
iOSの設定画面が表示されるので、「Bluetooth」をタップ。
ペアリングを行うため、Soundcore Flareの電源を入れてから……
「Soundcore Flare」をタップ。
「接続済み」と表示されたら、ペアリングが完了です。
Soundcoreアプリに戻ると、Soundcore Flareの画面が表示されます。左にある「ライトエフェクトアイコン」をタップすると……
ライトエフェクト画面が表示され、「パーティ」「エネルギー」「リラックス」「ベッドタイム」「スプリング」の5つのテーマから好みのエフェクトを選べるようになります。
実際に音楽を再生しながら、ライトエフェクトを「パーティ」のテーマの中から「グロー」「ミュージックシンクロ」「フュージョン」「パルス」に変更してみました。ライトエフェクトが変わった様子は以下のムービーで確認できます。
360°どこからでも聞けてIPX7対応の防水Bluetoothスピーカー「Soundcore Flare」のいろんなエフェクトを試す - YouTube
グローは徐々に色が変化していく静かなパターン。
ミュージックシンクロは音楽に合わせてLEDがさまざまな色で点滅し、派手な印象。
フュージョンは緑と白など2色の色が交互に入れ替わるパターン。
パルスは光がグルグルと回り、1周ごとに色が変わっていくもの。さまざまなパターンがあるので、ライトエフェクトだけでも飽きずに楽しめそうです。
Soundcore FlareはAmazonで税込5999円で、2018年7月16日(月)12時から販売が開始される予定です。
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