ハードウェア

波がなくても海面をグングン進む電動サーフボード「Fliteboard eFoil」


波がなければサーフィンは不可能ですが、電動サーフボード「Fliteboard eFoil」なら、波の状態を気にすることなく、水面をスイスイ進むことが可能です。Fliteboard eFoilは専用のリモコンで操作でき、陸サーファーでさえ簡単に海面でのライディングを楽しめます。

Fliteboard Electric Hydrofoil Surfboard
https://us.fliteboard.com/

Fliteboard eFoilが海面をぐいぐい進む様子は以下のムービーで確認できます。

Fliteboard eFoil launch film - YouTube


べた凪の海面


波がない状況ではサーフィンは不可能……


ですが、ボードにフィン付き電動モーターを取り付けた「Fliteboard eFoil」なら、波の状況を問いません。


波が立たない海面をすいすいと進むFliteboard eFoil。


ボードは海面を浮いています。


海中の電動モーターによる推進力で、ボードを浮き上がらせた状態で進むことが可能です。


Fliteboard eFoilを試した人は、「まるで飛んでいる気分だった。バランスを取るのも楽しくて。最高」と絶賛しています。


Fliteboard eFoilは、手にした「Flite Control」と呼ばれるリモコンで操作可能。状況に応じてスピードを変えたり、バッテリー切れの警告を受けたりできます。


移動した経路を記録することも可能です。


乗り味はプログラムされたライディングプロファイルで変更でき、スポーツライドも可能です。


Fliteboard eFoilの最大の特徴はボードの底に取り付けられた推進力を生み出す電動モーター部分。


モーターが推進力を生み出す様子は、以下のムービーを見ればわかります。


IP67の防水性能を持つ「Flite Cell」と呼ばれる取り外し可能なリチウムバッテリーにより、1度の充電で80kgのライダーの場合、最大1時間の連続使用が可能。最高速度も40km/hと、強力な運動性能を持っています。


晴天下でも見やすい有機ELディスプレイを採用したFlite Control。ソフトウェアアップデートによってFliteboard eFoilのパフォーマンスは今後、さらに改善される予定だとのこと。


オーストラリアに本拠を構えるFliteが開発するFliteboard eFoilは、2018年11月にオーストラリアやニュージーランドなどで発売され、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、中東では2019年2月以降に発売予定です。


Fliteboard eFoilのベーシックモデルの価格は1万995ドル(約120万円)。3850ドル(約43万円)の預託金を支払うことで予約できます。

Reserve – Fliteboard Electric Hydrofoil Surfboard

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in ハードウェア,   乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

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