任天堂公式のNintendo Switch向けモバイルバッテリー「PowerCore 13400」と「PowerCore 20100」を使ってみた
2018年6月7日(木)よりNintendo Switch向けのモバイルバッテリー「Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition」と「Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition」がAnkerのモバイルバッテリーのラインナップに加わりました。Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch EditionはNintendo Switchを1.7回、Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Editionは2.5回フル充電でき、急速充電にも対応しているとのこと。実際の使い勝手はどんな感じなのか、編集部に届いた実物を使ってみました。
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「Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition」と「Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition」のパッケージは、Nintendo Switchのロゴをイメージしたデザインとなっており、赤と白を基調としています。
◆Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition
まず、Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionを開封します。箱の中には本体のほかに、USB-TypeCケーブルが1本、トラベルポーチが1つ、取扱説明書が入っていました。
本体サイズは80mm×97mmでNintendo Switch本体と比較するとこれくらいのサイズ。
厚さは22mmでNintendo Switchの倍程度のサイズです。
重さは実測で259gでした。
本体上部に電源ボタン、側面にUSB 3.0ポート、USB Type-Cポートがあります。各ポートはPowerIQとUSB Power Deliveryに対応しており、数多くの機器で急速充電を行うことが可能です。
電源ボタンを押すと……
ボタンのLEDが点灯し、バッテリー残量を確認できます。1つのLEDが12.5%以内の残量を示していて、以下の画像の場合は25%以上、37.5%以下の残量があることを示しています。
付属のUSB Type-Cケーブルは両端の端子がUSB Type-Cとなっており、長さが90cmとなっています。
付属のトラベルポーチには本体とケーブルがすっぽりと収まるので……
こんな感じで持ち運びにも便利です。
早速、Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionの充電を行ってみます。Nintendo Switchの電源アダプターをコンセントに挿し……
片側のUSB Type-C端子を本体のUSB Type-Cポートに接続します。
すると、バッテリーの充電が開始され、電源ボタンで充電状況を確認することができます。
本体充電時の電圧と電流の状態をSatechi Type-C Power Meterで確認してみたところ、電圧は14.7V、電流は1.2Aとなっており、約17.6Wほどの電力で充電できることがわかりました。
次に電池が空になったNintendo Switchを充電してみます。付属のUSB Type-Cケーブルを本体のUSB Type-Cポートに挿し……
Nintendo SwitchのUSB Type-Cポートにもう片方のUSB Type-C端子を接続します。
すると、Nintendo Switchの充電が開始されます。
この時の電圧と電流をチェックすると、電圧は14.8V、電流は0.7Aで約10.6Wの出力が出ていることを確認しました。また、Nintendo Switchをフル充電するまでにかかる時間は3時間6分でした。
次に、Nintendo Switchを充電した状態で、空いているUSBポートを使ってiPhone 8の充電を行い、電圧と電流が変動するか確認してみます。iPhone 8の電圧と電流の状態はUSB簡易電圧・電流チェッカーを使ってチェックします。
まず、Nintendo Switch側の電圧は14.8V、電流は約0.7Aで出力は約10.6Wの出力であることを確認。特に出力が落ちるということはありませんでした。
また、iPhone側の電圧は4.96V。
電流が1.39Aとなっており、iPhoneの充電には約6.9Wの出力が出ていました。
また、Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionはゲーム中の急速充電にも対応しており、外出先でも長時間プレイすることが可能です。
◆Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition
続いて、Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Editionを開封。PowerCore 13400と同様、本体のほかにUSB Type-Cケーブルが1本、トラベルポーチ、取扱説明書が入っていました。
本体は62mm×168mmで、Nintendo Switchの本体と比較すると、縦が半分ほど、横幅が同じくらいの大きさとなっていました。
厚さは22mmでNintendo Switchよりも大きいです。
重さは実測で366gでした。
本体にはPower IQとUSB Power Delivery対応のUSB 3.0ポートとUSB Type-Cポートがあり、PowerCore 13400と同様に多くの機器の急速充電に対応しています。また側面には電源ボタンがありました。
電源ボタンを押すと……
本体上部のLEDが点灯し、バッテリー残量の確認が可能。1つのLEDが25%以内の残量を表示しており、以下の画像では25%以上、50%以下の残量があることを示しています。
PowerCore 13400と同様、付属のUSB Type-Cケーブルは90cmの長さで、両端がUSB Type-C端子となっています。
本体とケーブルは付属のトラベルポーチに入れることができ……
持ち運びも便利です。
次にAnker PowerCore 20100 Nintendo Switch Editionの充電を行ってみます。まず、Nintendo Switchの電源アダプターをコンセントに挿し……
片側のUSB Type-C端子を本体のUSB Type-Cポートに接続します。
すると、バッテリーの充電が開始され、充電状況をLEDで確認することができます。
本体充電時の電圧と電流状況を確認してみたところ、電圧は14.6V、電流は約1.8Aとなっており、約26.3Wほどの電力で充電できていることがわかりました。Power Core 13400の約1.5倍ほどパワフルであることが確認できます。
先ほど充電したNintendo Switchを再び電池を空にして、今度はAnker PowerCore 20100 Nintendo Switch Editionで充電してみます。付属のUSB Type-Cケーブルを本体のType-Cポートに接続し……
Nintendo SwitchのUSB Type-Cポートにもう片方のUSB Type-C端子を挿して充電を開始します。
この時の電圧と電流をUSB Type-C電圧・電流チェッカーでチェックすると、電圧は14.6V、電流は約1.2Aで約17.5Wの出力で充電できることを確認。Nintendo Switchの充電においても、PowerCore 13400の1.5倍ほどパワフルであることが確認できました。また、Nintendo Switchをフル充電するまでにかかる時間は3時間1分でした。
次に、Nintendo Switchを充電したままの状態で、空いているUSBポートでiPhone 8の充電を行い、PowerCore 13400と同様に電圧と電流が変動しないかどうか確認してみます。
すると、Nintendo Switch側の電圧は14.6V、電流は約1.2Aで出力は約17.5Wとなり、PowerCore 13400と同様に同じ出力を維持できることがわかりました。
また、iPhone側の電圧は5.2V。
電流が約1.6Aとなっており、約8.6Wの出力が出ていました。PowerCore 13400よりも高い値となっていることが確認できました。
また、Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Editionは、PowerCore13400と同様に急速充電を行いながらゲームをプレイすることも可能です。
Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch EditionはAmazonで税込9980円となっていました。
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Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionは税込6980円です。
Amazon | 【任天堂公式ライセンス】Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition (Nintendo Switch急速充電対応 13400mAh モバイルバッテリー) | モバイルバッテリー 通販
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