最大7.5WでiPhoneへ急速ワイヤレス充電が可能なRAVPowerの10400mAhモバイルバッテリー「RP-PB080」レビュー

RAVPowerから新型モバイルバッテリー「RP-PB080」が、2018年2月23日(金)から登場します。10400mAhという大容量、最大7.5WでQiワイヤレス急速充電が可能になっているとのこと。そんな「RP-PB080」が編集部に一足早く届いたので、さっそく実際に使ってみました。

RAVPower
https://www.ravpower.jp/

エメラルドグリーンのシンプルなデザインをしたRP-PB080の外箱はこんな感じ。

中を開けると箱が2つ収納されていました。

細い方の箱にはケースとMicro-USBケーブル、USB Type-Cへの変換コネクタが入っていました。

もう一方の箱にはRP-PB08本体と説明書、サポートの連絡先が入っていました。

本体を手に取ってみるとこんな感じ。

実測で重量は324gでした。

長辺143.6mm＆厚さ7.7mmのiPhone Xと並べてみたところ。

側面には「10400mAh」と刻まれていました。

反対側にはUSB出力ポートとMicro-USBの入力ポート、電源ボタンが配置されています。

天面には滑りにくいゴムでできたQiワイヤレス充電のベースが設置されています。

その下にはRAVPowerのロゴとバッテリーの残量を示すLEDモニターがありました。

実際にiPhone XをRP-PB080のUSB出力ポートに接続し、「USB簡易電圧・電流チェッカー」で電流と電圧を測ってみたところ、およそ1.4A×5V＝7Wの出力が確認できました。

46%までバッテリーが減ったiPhone Xを、RP-PB08のQiワイヤレス充電ベースの上に置いて急速充電を行ってみました。

Qiワイヤレス充電はスマートフォンの中心をちゃんとベースの丸い部分へ重なるように置くと、側面についているLEDが緑色に点滅し、急速充電が行われていることを示します。

2時間25分ほどで46％から90％まで充電することができました。

「NKBattery」による残量の遷移グラフは以下のような感じ。46％から60％まではわずか10分ほどで達していますが、60％を越えてからは少し遷移がゆるやかになっています。

次に、バッテリー残量がかなり少なくなっているiPhone XとNexus 6を用意しました。充電前のiPhone Xのバッテリー残量は13％、Nexus 6は7％です。

iPhone XはQiワイヤレス充電に対応しているので、iPhone Xをワイヤレス充電しながら、同時にUSBポートからNexus 6を充電してみることにしました。同時にiPhone Xでストップウォッチを回し、充電にかかる時間を計測します。

およそ2時間30分で、Nexus 6は100％まで充電できました。一方、iPhone Xのバッテリーは同時点で66％まで回復していました。

そこで今度は充電が完了したNexus 6を外して、iPhone XをUSB出力ポートにつなぎ、有線で充電を行うことにしました。

有線に切り替えてさらに1時間ほど、およそ213分でバッテリーは100％になりました。

iPhone XとNexus 6を同時に充電するとRP-PB080のバッテリーも残量わずかとなっていました。種類にもよりますが、RP-PB080のバッテリーがフルであればスマートフォンをおよそ2～3回ほど充電することができそう。RP-PB080へのフル充電は2AのUSB充電器を使えば6時間ほどで可能とのこと。

RP-PB080はQiによる急速充電に対応しているので、ワイヤレスでも2～3時間ほどで充電でき、さらに10400mAhという容量もあって、屋外で使うモバイルバッテリーとして十分戦力になるといえます。RP-PB080はAmazon.co.jpで、税込5999円で2018年2月23日から発売されます。

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