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間もなく登場予定の「iOS 12」のUIデザイン予想が「本当にこうなるのでは?」と思わされる完成度


2018年6月4日から開催されるAppleの開発者向け会議「WWDC 2018」での発表が期待されている、iPhone・iPad向けの最新OSが「iOS 12」です。まだどのようなOSになるのか明らかになっていないわけですが、複数のデザイナーがコンセプト画像を公開しており、「本当にこうなるのでは?」と思わされる完成度となっています。

How iOS 12 could revamp the lock screen with shortcuts, always-on mode, more | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/05/27/ios-12-lock-screen-concept/

New iOS 12 concept offers up refreshed Lock screen, App Bar, Guest Mode, Face ID tricks, and more | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/03/02/ios-12-concept-app-bar-guest-mode-more/

ブラジルのApple関連メディアであるiHelp BRは、iOS 12のロック画面を中心としたコンセプト画像を公開しています。

iHelp BRによるコンセプト画像は、以下のようにロック画面の時計と通知の間にアプリのショートカットアイコンが配置されているのが特徴。


ロック画面に配置可能なアプリアイコンの数は4つまでで、これらを3D Touchすることで素早く機能にアクセスできるようになっています。


また、Galaxyシリーズの「Always on Display」機能のように、有機ELディスプレイの超省電力特性をいかした「スリープ時の時計表示」も提案されています。以下の画像の左のコンセプト画像が、スリープ時の時計表示機能のイメージ。


その他、ロック画面ではありませんが音量調節時の表示を画面上左上に収納してしまおうという提案もあります。


また、Behanceで公開されていたiOS 12のコンセプト画像では、ホーム画面のアプリアイコンからアプリ名を消したり……


ロック画面上部を上から下にスワイプすることでお天気情報を表示することが提案されています。


また、「特定のアプリを使用する際にFace ID(もしくはTouch ID)による認証が必要になる」ということをユーザーが自分で決めることが可能となる、ロックアプリが提唱されています。写真アプリやメッセージアプリなど、プライベートに関する情報がつまったアプリも多々あるので、「アプリをロックするための機能」というのは登場すればかなり便利かもしれません。


画面上部に音量調節バーが表示されるというアイデアも。iHelp BRのコンセプト画像でも音量調節バーに関するものがあった通り、現在の画面中央にでかでかと音量調節を表示する方法に満足していないデザイナーは多い模様。


さらに、緊急時用にゲストモードを追加することで、カメラ・電話・Safariなどの標準アプリを認証なしでも使用できるようにすることも提案されています。


加えて、iPadのアプリランチャーのように画面右端にアプリバーを追加して、特定のアプリへ素早く切り替えられるようにするというアイデアも飛び出しています。


なお、これらはあくまでコンセプト画像でありAppleがiOS 12でどのようにインターフェースが改良されるかは現時点では不明です。ただし、AppleはiOS 12は「安定性とパフォーマンスに重点を置いている」としています。

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in モバイル,   ソフトウェア,   デザイン, Posted by logu_ii

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