高性能ノイズキャンセリング機能付きハイエンドBluetoothヘッドホンAnker「Soundcore Space NC」レビュー

モバイルバッテリーやBluetoothスピーカーなどを開発するAnkerから、新たにBluetoothヘッドホン「Soundcore Space NC」が2018年5月22日(火)に登場します。低周波音を最大93%、高周波音を最大96%カットするハイブリッドノイズキャンセリング機能や、Bluetooth接続で20時間もの連続再生を可能にする高機能ヘッドホンを一足先に使ってみました。
Soundcore | Space NC
https://www.soundcore.com/products/variant/space-nc/A30210F1
Soundcore Space NCは製品写真がプリントされた箱に梱包されていました。

箱の中にはSoundcore Space NC本体・ヘッドホンケース・AUX有線ケーブル・充電用Micro-USBケーブル・クイックガイド・説明書が入っています。

折りたたんだ状態のSoundcore Space NCは、長い部分で約20cmほどの楕円(だえん)形になっており、手の平からはみ出すほどの大きさ。重さは約260gです。

SoundCore Space NCのイヤーパッド部分を開き……

実際に装着してみます。SoundCore Space NCはイヤーパッドの部分がかなりしっかりと側頭部にフィットしてくるため、頭を少し激しく動かす程度ではズレません。また、密着したイヤーパッドが周囲の音をかなり密閉するため、これだけでもそれなりに防音効果があります。

ヘッドバンドは両サイドが伸縮するため、自分の頭に合わせて長さを調節可能。

充電するには左のイヤーパッド下部にあるMicro-USBポートに充電用ケーブルを挿せばOK。

充電を開始すると、イヤ-パッドの電源ボタン付近に赤いライトが光ります。

満充電になると、ライトの色が青色になりました。

SoundCore Space NCの電源を入れるには、電源ボタンを1秒間長押しすればOK。続いてSoundCore Space NCをBluetoothで接続するためには、右のイヤーパッドにある電源ボタンを3秒間長押ししてペアリングモードにします。

ペアリングモードに入るとSoundCore Space NCから約1m以内にある音楽再生機器のBluetooth接続画面から、「SoundCore Space NC」が検出できるので選択します。

ペアリングが完了すると、SoundCore Space NCの右イヤーパッド下部で青い光が1.5秒間点灯します。

接続した機器がiOS6以上のOSを搭載していれば、機器の画面からSoundCore Space NCのバッテリー残量を知ることができます。

また、最新のAndroid OSでもBluetoothで接続したSoundCore Space NCのバッテリー残量を確認可能。

SoundCore Space NCの側面はタッチパッドになっており、一度押すことで音楽の再生/一時停止が可能。また、前方にスワイプすると次の曲を再生し、後方にスワイプすることで前の曲を再生してくれます。音量の調節もタッチパッドから行うことができ、上にスワイプすることで音量が上がり、下にスワイプすれば音量が下がります。操作に慣れないうちは音量を上げようとして再生を一時停止してしまったり、ヘッドホンを装着したまま上手にタッチパッドに触れなかったりすることもありますが、慣れると再生機器をポケットに入れたまま音楽の操作が可能で非常に便利。

さらにタッチパッドを1秒間長押しでSiriやその他の音声認識ソフトが起動し、電源ボタンの下にある通話ボタンを押せば、スマートフォンにかかってきた電話に出ることも可能。電話に出たくないときは、通話ボタンを1秒間以上長押しすることで通話を拒否することができます。

実際にSoundCore Space NCのBluetooth接続で音楽を聞いてみたところ、40mmのドライバーユニットが左右にそれぞれ搭載されているだけあって、音の迫力感は抜群でした。しっかりとした装着感がある一方で、長時間装着していると多少の圧迫感を感じることもありました。

ノイズキャンセリング機能を使いたい時は、左イヤーパッド下部にあるノイズキャンセリングボタンを「ON」にすればOK。ノイズキャンセリング機能は周囲の低周波音を最大93%、高周波音を最大96%カットするというだけあって、SoundCore Space NCを装着しながら編集部内を歩いてみても、音楽以外の物音はほとんど聞こえなくなりました。

また、実際に多くの車が行き交う場所でノイズキャンセリング機能を使ってみたところ、音楽を聞いているすぐ脇を車が通ったり信号の音がしているにもかかわらず、「騒音が音楽の邪魔になる」と感じることはありませんでした。

なお、SoundCore Space NCは右イヤーパッドのMicro-USBポートの横にあるAUXポートから、AUX端子で有線接続することも可能です。AUX端子で有線接続した場合は自動でBluetooth接続が切断され、ノイズキャンセリングモードで連続50時間の再生ができるとのこと。AUX端子で接続している時は、音楽に関する操作は接続した機器で行います。

SoundCore Space NCは「Bluetooth接続時でも20時間連続再生可能」とうたわれており、実際に20時間連続再生してみたムービーがこれ。
AnkerのハイエンドヘッドホンSoundCore Space NCを20時間連続再生してみた

Bluetooth接続で音楽を再生し……

20時間がたっても、まだSoundCore Space NCから音楽が流れ続けていました。

Soundcore Space NCはAmazonで2018年5月22日午前10時から、1万4980円(税込)で販売がスタートしています。また、Amazonでの発売を記念して、300個限定で3000円オフの1万1980円(税込)で購入可能となっています。
Soundcore Space NC(ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドフォン)【ノイズキャンセリング対応/タッチ操作/20時間連続再生/折り畳み可能】

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in レビュー, ハードウェア, Posted by log1h_ik
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