Ankerの7000円で買えるスマホ充電機能付ポータブル防水Bluetoothスピーカー&3000円台のBluetoothイヤホンを使ってみた
Ankerが7月7日(木)の午前10時からモバイル機器を充電可能なポータブル防水・防塵Bluetoothスピーカー「SoundCore Sport XL」、通話ノイズキャンセル機能・マイク内蔵のBluetoothイヤホン「SoundBuds Sport IE20」というワイヤレス新製品2種を発売しました。SoundBuds Sport IE20は初回3000個に限り20%オフでゲット可能です。これらの新製品がGIGAZINE編集部に届いたので、どんな性能を持っているのかサクっと試してみました。
◆ポータブル防水・防塵Bluetoothスピーカー「Anker SoundCore Sport XL」
「SoundCore Sport XL」は高級感のある黒いボックスに入っています。以前から販売されているSoundCore Sportをステレオスピーカーとしてバージョンアップし、連続再生時間が15時間に伸びているほか、モバイルバッテリー機能も追加されています。
というわけでパカッと開封。
中にはSoundCore Sport XL本体、説明書、Micro-USBケーブル、ハンドストラップが入っていました。
SoundCore Sport XLはこんな感じの長方形のスピーカーです。
iPhone 5sを重ねてみるとこうで、大抵のスマートフォンよりは大きい感じ。
重量が実測で597gと、割とずっしりしています。
上面には各種操作ボタンがあり、左から「電源」「音量調節(下げる)」「再生/停止」「音量調節(上げる)」「Bluetoothペアリング」。
裏面はゴツゴツしたデザイン。
裏面のカバーを開けるとUSB・3.5mmオーディオジャック・Micro-USBの入出力があります。
Ankerのロゴが入っている部分は押すとへこみますが、ボタンというわけではないようです。
正面から見て右端にはストラップホルダーがあり、付属のハンドストラップなどをつければポータブル性が向上。
ぶらーんと持ち運ぶことができ、キャンプなどではどこかから吊るしておくのも良さそう。
さっそくBluetooth 4.1でiPhoneとつなげて音楽を聴いてみます。
まずは右端の電源ボタンを1秒間押すと電源が入ります。
電源が入るとストラップホルダーのところにあるLEDランプが青く点灯。青いランプの左3つのランプはバッテリー残量を示しており、以下のように白いインジケータが3つとも点灯していれば満タンを表わしています。
電源が入ったらBluetoothペアリングボタンを押します。青いLEDランプがチカチカ点灯すればOK。
iPhoneの場合は設定からBluetoothの項目を選択。
Bluetoothのトグルボタンをオンにし、「SoundCore Sport XL」をタップすれば接続されます。接続距離は最大20メートルで、もちろんAndroid端末でも接続可能です。
実際にiPhoneの音楽をSoundCore Sport XLで再生し、最小と最大に音量を変更しているムービーは以下から見ることができます。
Ankerのポータブル防水Bluetoothスピーカー「SoundCore Sport XL」を最小&最大音量で再生 - YouTube
16Wのダイナミックステレオとデュアルパッシブサブウーファーを搭載しており、音質はクリアで重低音は十分に出ている印象。高価格帯のスピーカーやヘッドホンなどに比べると音質は劣りますが、最大音量はかなり大きくできるので、キャンプなどに持っていくと重宝するはず。また、スピーカー前面にマイクを内蔵しているため、接続中の端末に着信が入ると再生/停止ボタンで電話に出て通話可能。さらに再生/停止ボタン長押しでSiriなどの音声認識ソフトを起動できるので、お風呂の中からかけたい音楽を音声で操作するといった使い方にも対応しています。
防水・防塵基準で上位の「IP67」規格を取得しているとのことなので、音楽を再生した状態で水をぶっかけてみました。
メッシュスピーカー部分が心配だったのですが、水をはじいているため中に染みこんではいかない様子。後ろのカバーを閉め忘れないようにだけ要注意です。
スピーカーだけでなくモバイルバッテリーとしても使えるのがうれしいところで、アウトドアでもバッテリーを気にすることなく音楽を楽しめそう。
バッテリー消費量が多くなりますが、接続したスマートフォンを充電したまま音楽を再生することも可能です。
◆Bluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Sport IE20」
続いてaptX対応でCVC 6.0ノイズキャンセル機能を搭載した「SoundBuds Sport IE20」。
開封すると……
中には専用ケースに入ったSoundBuds Sport IE20本体、Micro-USBケーブル、スペアのイヤーチップ4種類(S/M/L/XL)、スペアのイヤーホック3種類(S/M/L)、説明書が入っていました。
専用ケースの中にはこんな感じでイヤホンが入っています。
SoundBuds Sport IE20はこんなデザインのカナル型イヤホン。カラーはブラックとホワイトの2色があります。
イヤーチップとイヤーホックは自分の耳に合ったベストサイズのものに変更可能。
イヤーホックを外した右耳側のイヤホンにUSBポートがあり……
同梱のMicro-USBで充電できるようになりますが、充電のたびにイヤーホックを外さなければいけないのはちょっと面倒かも。1.5時間充電すれば8時間の連続再生が可能になります。
イヤホンから伸びるリモコン部分には3つのボタンがあり、上から「音量調節(上げる)」「再生/停止」「音量調節(下げる)」となっています。真ん中のボタンを一度押すと音楽を再生/停止でき、短く2度押すと曲をスキップできます。長押しするとSiriなどの音声認識ソフトウェアを起動することも可能です。
なお、Ankerのロゴが入った部分はマグネットになっており、2つのイヤホンをくっつけることができます。「スマートマグネット」というシステムを採用しており、マグネットの着け外しによって「電源オン/オフ」「音楽の再生/停止」「電話を受ける/切ると」いった操作ができます。
iPhoneと接続するにはSoundBuds Sport IE20のマグネットを分離して電源をいれます。リモコン部分が青く光っていればペアリングが可能な状態です。
装着するにはイヤーホックを耳の形に合わせるように押し込めばOK。
音質はノイズが目立つこともなく、同じ価格帯のBluetoothイヤホンと同程度のクオリティといった印象。マイク内蔵なので接続しているスマートフォンの電話を受けることができ、通話品質を向上するCVC(Clear Voice Capture) 6.0規格のノイズキャンセル機能により、クリアな音声で通話可能です。iPhoneの純正品のようなイヤホンに比べると大きめのサイズですが、耳に重みを感じることはなく、大きすぎて窮屈という印象もなし。
イヤーホックは以下のように耳の中にフィットしています。防水ではないので汗などに注意する必要はありますが、スポーツをしても外れてしまうことはなさそうです。
ケーブルは後ろに回すのですが、リモコンはストレスなく操作できる位置にあります。比較的短いので運動時に邪魔になることはないはず。初めてワイヤレスイヤホンをゲットするにはちょうどいいモデルとなっています。
なお、これらの製品はAmazonの販売ページから購入可能で、ポータブルBluetoothスピーカー「SoundCore Sport XL」の価格は税込6999円。
Amazon.co.jp: Anker SoundCore Sport XL ポータブル Bluetooth スピーカー 【IP67 防水&防塵認証 / 16W オーディオ出力 / モバイルバッテリー機能搭載】: 家電・カメラ
Bluetoothイヤホン「SoundBuds Sport IE20」の価格は税込3499円で、ホワイト・ブラックの両色合わせて初回の3000個が20%オフで購入できます。
Amazon.co.jp: Anker SoundBuds Sport IE20 (スマートマグネット搭載 Bluetooth イヤホン) 【aptX対応 / CVC 6.0ノイズキャンセル / 内蔵マイク搭載】 iPhone、Android各種対応 ブラック: 家電・カメラ
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