最もチョコを食べる国では1人当たり年間8.4kgも消費など、チョコレートが全世界で生産・消費ともに拡大中であることがわかるデータが公開

by Sonia Belviso

世界中の人々に愛されているチョコレートは単においしいだけでなく、食べると脳の認知機能が向上するといった体によい効果もあります。そんなチョコレートの生産量と消費量が、全世界的に増加傾向にあると報じられています。

A feast of innovation: Global Easter chocolate launches | Mintel.com
http://www.mintel.com/press-centre/food-and-drink/a-feast-of-innovation-global-easter-chocolate-launches-up-23-on-2017

Chocolate production and consumption on the rise across the globe, says new data | The Independent
https://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/chocolate-production-easter-mintel-gnpd-europe-consumption-vegan-a8276236.html

世界のマーケティングに関する情報を発信しているMintelのデータベースによると、イギリス人は非常にチョコレートが好きな国民であり、2017年には1人当たり8.4キログラムのチョコレートを消費しているとのこと。イギリス人の1人当たり消費量は、2017年の段階では世界で最も高いものの、チョコレートが好きなのはイギリス人に限った話ではありません。

2017年のデータによると、イギリスの次にチョコレートの消費量が多かったのはスイスで1人当たり8.3キログラムを消費。その他の国では、ドイツが1人当たり8.2キログラム、ロシアが1人当たり6.8キログラム、オーストリアは1人当たり5.3キログラムのチョコレートを消費しています。なお、ロシアは前年比で2.2%も1人当たりのチョコレート消費量が増えているのに対し、オーストリアでは前年比で1.9%も消費量が減っています。


チョコレート生産量の内訳で見ると、キリスト教のお祭りであるイースター(復活祭)に合わせて販売される季節モノのチョコレート生産が上昇しています。ブラジル・南アフリカ・ドイツ・イギリス・フランスは、イースター関連のチョコレート生産の世界シェアをそれぞれ10%ほど持っています。

イースターにバレンタイン・クリスマス・ハロウィーンなどを加えた、季節関連チョコレートの総生産量は全体の23%を占めているとのことで、チョコレート業界にとっては無視できない数になっています。イースターやバレンタインは、人々が公にチョコレートを贈ったり贈られたりする機会の一つであり、各チョコレート生産者たちも季節商戦で少しでも利益を上げようと必死です。

例えばイギリスでは「ジントニック風味」のイースターエッグが生産され、お酒好きな人々へもチョコレートを販売しようと努力しています。また、ドイツでは絶対菜食主義者であるビーガンの人々にもチョコレートを販売しようと、乳製品を使用しない植物由来の添加物のみを使用したビーガン向けチョコレートが販売されています。ビーガン向けチョコレートはヨーロッパ全域で関心の高い商品とされており、スペインやフランス・ボーランドでは消費者の半数以上がビーガン向けチョコレートに関心があり、実際にイギリスでは2017年に消費されたチョコレートのうち8%がビーガン向けチョコレートでした。

by Thomas Kriese

人気のチョコレートのタイプは近年、少しずつ移り変わっています。かつて人気を誇った健康志向の「低脂肪」「砂糖控えめ」をうたったチョコレート人気は低下しており、代わりに「一口サイズ」のチョコレートが人気を博しているとのこと。人々が簡単にチョコレートの摂取量を管理できる点が、人気の秘訣ではないかとMintelは分析しています。

世界中で高まるチョコレート人気ですが、少しでも安価にチョコレートを手に入れたいなら、季節商戦が収まったころに購入を検討してみると、時季を逃した「イースター向け」「バレンタイン向け」のチョコレートを安く購入できるかもしれません。

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