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Googleが日用品を検索結果からシームレスで購入できる「Google Shopping Actions」をスタート

by frankie cordoba (@foulsterr) | Unsplash Photo Community

Google検索結果に表示された複数のメーカーの食料品・日用品をシームレスで購入できるようにする新しいプログラム「Shopping Actions」をGoogleがアメリカでスタートさせました。Google Homeといった音声認識デバイスからでも注文できるため、日々の日用品補充に割く時間が大幅に減少するものとみられています。

Inside AdWords: Help shoppers take action, wherever and however they choose to shop
https://adwords.googleblog.com/2018/03/shopping-actions.html

Googleによると、「〇〇 購入できる場所」といったモバイル検索は過去2年で85%も増加し、また音声で立ちあがるスピーカーを毎週使っている人の44%は、食料品や日常品の注文を少なくとも週1回は音声アシスタント経由で行っているとのこと。これらの背景から、Googleは買い物をより簡単・スムーズにするためのプログラムを開始しました。


Google Shopping Actionsは、買い物をする人がGoogle Assistantや、ECシステムをシームレスに連携する「ユニバーサルカート」を使って注文を行えるようにするというもの。注文はデスクトップ、モバイル端末、Google Homeから行えます。

例えばユーザーが1つのアイテムについて検索すると、検索結果のスポンサーセクションやGoogleショッピングに、プログラムでGoogleと提携しているブランドの商品が並びます。これらの商品についてユーザーはGoogleの即日宅配サービス「Google Express」のカートに商品を追加でき、作業はGoogle Homeから音声で指示することも可能です。1クリックで再注文が可能であり、パーソナライズされたオススメ商品が提示されることから、GoogleはAmazon Primeへの対抗方法としてプログラムをスタートさせたとみられています。なお、Google Shopping Actionsはペイ・パー・セール型で、購入が確定した時のみに支払いが発生する仕組み。


このプログラムは記事作成時点ではアメリカで開始されるものであり、提携ブランドにWalmartCostco Wholesale1-800-Flowers.comなどが含まれるとロイターが伝えています

なお、パートナー企業の商品はスポンサーセクションやGoogleショッピングに並ぶ形であり、オーガニック検索の検索結果には影響しないとのことです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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