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「墜落したUFO」と思しき物体がGoogleマップに写り込む


南極近くにあるイギリスが所有する島で、「墜落したUFO」のような物体が見つかったとして話題になっています。この奇妙な物体の写真はGoogleマップで確認されたもので、その様子は不時着したUFOが雪の大地を滑って止まったかのようです。

Alien hunters spot 'crash-landed UFO' in Antarctica using Google Maps | Metro News
http://metro.co.uk/2018/03/05/alien-hunters-spot-crash-landed-ufo-remote-british-island-near-antarctica-7362466/

This Weird Google Earth Picture Does Not Show a Crashed UFO
https://www.livescience.com/61926-snow-antarctica-google-ufo.html

南大西洋のイギリス領であるフォークランド諸島から約810マイル(約1300km)離れた位置にあるサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島を、Google EarthやGoogleマップの航空写真を使って見てみると「墜落したUFO」のようなものが確認できます。


この「墜落したUFO」のような物体を発見したのは、陰謀論などを広めていることで有名なオカルト関連のYouTubeチャンネル「secureteam10」です。以下のムービーで「墜落したUFO」を発見したことを明かしています。

WHAT Crash Landed Over The Antarctic? - YouTube


「墜落したUFO」の座標は54°39'44.62"S 36°11'42.47"Wで、記事作成時点ではGoogleマップの航空写真にもしっかり写っています。


Googleマップに写り込んだ謎の物体の全長は約63メートルで、ボブスレーなどではあり得ないサイズの物体です。近くにある山のふもとあたりから滑ってきたことがわかる跡が雪の上についており、より「墜落したUFO」っぽさが増しています。


イギリスのキール大学物理地理学の講師であるリチャード・ウォーラー氏は、「この写真は氷雪を巻き込んで崩壊し、雪崩を起こした氷のブロックの写真です」とDaily Mail Onlineでコメントしており、YouTubeムービーのコメント欄でも「墜落したUFO」ではなく「雪の中を滑り落ちた巨大な岩」だと主張する人が多数見受けられます。

また、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島の研究拠点から「島全体の航空写真でトナカイの個体数や生息地を記録することを依頼されている」というサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島の航空写真を誰よりも見慣れているユーザーからも、「墜落したUFO」のように見える痕跡は「100%氷の塊が滑り落ちた跡」であるという意見が投稿されています。

それでも記事作成時点でsecureteam10のムービーは80万回以上再生されており、多くのUFOファンやオカルト好きの心を掴んでいる模様です。

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in 動画, Posted by logu_ii

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