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iPhone Xにホームボタンを追加するモジュールなど、奇妙なAppleデバイスっぽい何かたち


iPhoneシリーズは累計販売台数が12億台を突破している人気スマートフォンですが、それ故、端末デザインの変更などによる反響もすさまじく、初めてイヤホンジャックが非採用になったiPhone 7/7 Plusが登場した際は、自力で端末にイヤホンジャックを開ける猛者などが登場して話題となりました。一方、最新端末の「iPhone X」ではiPhoneシリーズで初めてホームボタンがなくなっており、イヤホンジャックがなくなった際と同じように、強引にホームボタンを追加しようとするアイデアがさっそく登場しています。

CES 2018: The fascinating world of strange knockoff Apple accessories | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/01/11/ces-2018-apple-accessory-funhouse/

◆iPhone Xにホームボタンを追加するモジュール
ホームボタンのなくなったiPhone Xにわざわざ追加のアクセサリーを使ってホームボタンを追加しようと考えたのは、中国のアクセサリーメーカー。見たまんま「iPhone Xで消えてなくなったホームボタンを物理的に追加する」というアクセサリーで、このモジュールにはiPhone 7でなくなったイヤホンジャックも付いているので、iPhoneが失ってきたナニカを取り戻すことができるアクセサリーと言えます。

このモジュールを見つけたのはApple関連のニュースを報じる9to5Macで、実際に使ってみたところ、Lightningポートに挿すことで問題なくホームボタンとして使うことができたと記しています。ただし、このモジュールには指紋認証機能が搭載されていないのでTouch IDを使えるようにはなりません。なお、モジュールにはLightningポートがあるので、ここからiPhone Xの充電も可能です。


ホームボタンを1度押せばホーム画面に戻り、2度押せばマルチタスク画面が開くという動作はiPhone X以外のiPhoneとまったく同じ。また、iPhone Xではホームボタンがなくなったためサイドボタンを長押しすることでSiriを起動するようになっていますが、モジュールで追加したホームボタンを長押しすることでSiriを起動することもできるそうです。

◆HomePodに似たスピーカー
Appleが2018年にリリースを延期したHomePodですが、CES 2018の会場ではよく似たスピーカーが2つ発見されています。これらは本体カラーが白と黒で、外観もメッシュに覆われているため、遠目で見るとまさにHomePodそのものだそうです。9to5Macが「だまされる可能性がある」と述べる完成度ですが、HomePodは天面にSiriを示す表示があるのに対して、これらのスピーカーは天面に物理ボタンが配置されているので、「よく見ればしっかり区別できるようになっている」とのこと。


◆AirPodsライクなワイヤレスイヤホン
発表以来長らく需要過多となっているAppleの人気ワイヤレスイヤホンAirPodsも、類似端末が登場しています。AirPodsによく似たワイヤレスイヤホンとしてCES 2018でしれっと展示されていたのがこの「Star Wrist」。Bluetoothでスマートフォンなどと接続し、専用の充電ケースが存在する点もAirPodsと同じ。本体および充電ケースの見た目がAirPodsに似ており、9to5Macは「iPhone用のイヤホンであるEarPodsとAirPodsの間のようなデザイン」と表現しています。


◆AirPowerのようなワイヤレス充電マット
iPhone 8/8 PlusおよびiPhone Xがワイヤレス充電に対応したため、Appleは同時にワイヤレス充電マットのAirPowerを発表しました。これはiPhone、Apple Watch、AirPodsをまとめて同時に充電できるという優れものであり、Apple公式の充電マットとして登場予定となっています。しかし、HomePodと同じくAirPowerもいまだに発売されていないため、サードパーティーのアクセサリーメーカーがAirPowerライクな充電マットをCES 2018の会場で一足早く展示しています。

しかし、当然のごとくAppleのようにひとつの充電マットの上でシームレスに複数端末を充電する技術は有していないため、サードパーティー製のAirPowerライクな充電マットたちは、1度に1つのQi対応端末しか充電できません。しかし、中には無理矢理2つの充電マットを1つに合体させたようなものも登場しており、これを使えば場所は細かく指定されてしまうものの、1つの充電マットで2つの端末を同時に充電することも可能です。


◆Apple Watch風スマートウォッチ
Apple Watch風スマートウォッチが登場するのは初めてではありませんが、CES 2018でも進化したApple Watch風スマートウォッチが見つけられています。アルミニウム製の筐体とシリコンバンドの見た目はまさにApple Watchそのものですが、側面にあるデジタルクラウン上にはApple Watch Series 3のような赤色の点がありません。また、スマートウォッチの場合は本物のApple WatchのOSであるwatchOSを搭載することができないため、iPhoneと密な連携を行うこともできません。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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