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Apple公式のサードパーティ製充電パッド一体型Apple Watchスタンドがまもなく登場予定


iPhone・iPad・iPodなどで使えるアクセサリには「MFi」ロゴがついているものがありますが、これはAppleが定める認証プログラムを通過した信頼できるサードパーティー製アクセサリにつけられるものです。Apple公式のオンラインストアであるApple Storeでは、MFiつきのアクセサリとしてサードパーティー製のiPhoneケースや各種機器が取り扱われているのですが、Apple Watch用アクセサリはまだほとんど取り扱いがなく、ケースや充電スタンドなどは一切販売されていません。しかし、海外のニュースメディア9to5Macによると、Apple公式のサードパーティ製Apple Watch充電スタンドがまもなく登場することが明らかになっており、これは充電ケーブルが一体化したものになっている、とのことです。

Official third-party Apple Watch stands and docks with integrated chargers on the way | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/07/22/third-party-apple-watch-dock-stands-integrated-charger/

これはApple Watchに付属しているマグネット式充電ケーブル。先っぽの丸いパーツが充電用パッドで、ここにApple Watch本体を置くだけで充電できます。


充電時はこんな感じ。わざわざ接続端子を抜き差しする必要がなく、置くだけで充電できる非常に便利なものになっています。しかし、Apple Watchは腕時計型なので例えばテーブルの上で充電していたりすると思ったよりも場所をとり、見た目的にも美しいとは言えません。


そういうわけで、Apple Watchでは充電しながらスマートに本体を置いておけるような充電スタンドが人気を博しています。しかし、こういったサードパーティ製の充電スタンドは、現在のところ純正の充電ケーブルをスタンドに取り付けて使用する必要があり、スタンドと充電パッドを合体させるためにスタンドに溝を掘ってケーブルを這わせたりと、デザイン的に大きな欠点を持っているものがほとんどです。


しかし、9to5Macがある情報筋から得た情報によれば、AppleはMFiライセンスプログラムにApple Watchの充電パッドをまもなく加える計画である、とのことです。

AppleのMFiプログラムでは、サードパーティ製のアクセサリが一定水準以上の機能を満たせるように、各種コンポーネントにアクセスしたり技術的なサポートを受けたりができるようになっています。なので、もしもMFiプログラムにApple Watchの充電パッドが追加されることになれば、充電パッドとスタンドが一体化したより使いやすい充電用スタンドがサードパーティから販売されることにもつながるだろう、と考えられるわけです。


9to5Macは「これはAppleがサードパーティ製のApple Watch用バンドをどのように取り扱うかだとか、Lightningケーブルをどう取り扱うのか、といった問題と非常に似通っている」としています。しかし、まだMFiプログラムにApple Watchの充電パッドが追加されたわけではないので、すぐにサードパーティ製の充電パッド一体型スタンドが販売される、というわけではありません。

ただし、9to5Macは「2015年末までに登場することを期待している」としており、想像以上に早く充電パッド一体型スタンドをゲットできる日が来るのかもしれません。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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