映画

史実の幽霊屋敷をモチーフに映画「ソウ」シリーズの監督が撮った新作ホラー映画「WINCHESTER」の新作予告編が公開


ホラー映画「WINCHESTER」の新作予告編が公開されました。何百体もの悪霊に恨まれているというウィンチェスター家、一族の長のサラ夫人らが住む大きなの幽霊屋敷を舞台に奇妙な怪現象が次々起こり「悪霊ではない何か」がウィンチェスター家の人々に襲いかかる……という映画で、この作品は映画「ソウ」シリーズのスピエリッグ兄弟が史実をモチーフに手がけ、映像が展開するほど見えない何か迫って来るホラー映画となっています。

WINCHESTER - Official Trailer - HD (Helen Mirren, Jason Clarke) - YouTube


「この屋敷には何かを感じる」と言う、ヘレン・ミレン演じるサラ・ウィンチェスター夫人。


舞台はウィンチェスター家の長であるサラ夫人の指示により、24時間終わらない増改築が続く、7階建ての巨大な屋敷。


屋敷は扉を開けると床のない場所につながっているなど、サラ夫人の指示通りに奇妙な構造に改築や増築がされており、この構造が既に一家の人々や仕える使用人たちにとっては生活の一部となっています。


しかし周りの人から見ると、この増築や行動はサラ夫人の正気を疑う原因になっています。


ジェイソン・クラーク演じる医師、エリック・プライスがサラ夫人らが住んでいる屋敷を訪れます。


ウィンチェスター家の人々の夕食に招かれ、テーブルを共にするプライス医師。


漆黒のベールと衣装に包まれているサラ夫人は奇妙な雰囲気を醸し出します。


「お会いできて光栄です、ウィンチェスター夫人」とあいさつするプライス医師。


サラ夫人がプライズ医師に質問を投げかけます「悪霊を信じている?」


「信じていません……私が見えないものや研究することができないものは」


「すぐにわかるでしょう」


「どこからともなく、壁の中からも……」


「見つけることができるでしょう」


夜中まで24時間絶え間なく奇妙な増改築が続けられる屋敷。


深夜0時を回っても増改築が終わりません。


プライス医師が疑問を投げかけます。「ウィンチェスター夫人、なぜ増築を?」


「一家がビジネスをしたライフル銃で殺された悪霊がいるからよ」


処刑や……


警察に使われ、多くの人を殺したウィンチェスター家が作ったライフル銃の数々。


夜中にサラ夫人の部屋をのぞくと……


何かに乗り移られたように虚空を見つめながら、ペンを握る姿が。


そして、ひとりでに右手が屋敷の内装を描きだします。


突然、サラ夫人が「悪霊たちを閉じ込める」と言い、大工たちが屋敷の扉という扉をふさぐように仕向けます。


狂気にも見える真剣なまなざしで「何があっても家族を守る」と語ります。


その鬼気迫る表情見つめるプライス医師。


サラ夫人の決心を皮切りに屋敷が謎の怪現象に見舞われます。


ふさいでいた板の丈夫な釘が何か見えないの力により抜け落ち……


ろうそくの火が不気味な風で消えます。


「今までに見たことのないぐらいの悪霊がくる」


ウィンチェスター家の人々に悪霊が迫ります。


何かを感じ取ったのかウィンチェスター家の男の子が気を紛らわすためか、か細く歌い始めます。


か細い歌をBGMに、サラ夫人の不吉な悪い予感通りに屋敷が怪現象に見舞われます。屋敷中の窓がガタガタと音を出して震えだし……


物音がするクローゼットに近づくと……


血が流れる絵画。


何かを必死に訴えるプライス医師。


飛び降りる人影。


夜中にランプを片手に歩き……


振り返ると……


そこには恐ろしい「誰か」が。


サラ夫人が夜の何もない空間に向かって「激怒している……けれど屈しない」と言うと……


巨大な見えない力飛ばされて宙を舞い、壁に押しつけられるサラ夫人。


怪現象はとどまらず。釘で打ち付けられていた頑丈な板が自然と落下し……


廊下に並んだ扉は開き……


子どもは何かの魂に乗っ取られたように凶暴に振る舞います。


プライス医師が振り返るとそこには……


サラ夫人を貼り付けにする恐ろしい人影の全体像が映り、気になるシーンで予告編は終わります。


映画の舞台になっている大きな屋敷とウィンチェスター家は実在するものがモチーフにされており、増改築を施した屋敷はウィンチェスター・ミステリー・ハウスと呼ばれています。現在はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼの観光地としても有名で、この映画はウィンチェスター・ミステリー・ハウスのウェブサイトでお墨付きの作品として紹介されています。


ヘレン・ミレンが演じる家主のサラ・ウィンチェスター夫人は現実の写真と比べても遜色ない姿に見えます。


こちらが本物のサラ・ウィンチェスター夫人。


映画「WINCHESTER」の全米では年齢制限が13歳以上のPG-13で公開日が2018年2月28日(日)、日本では2018年公開予定です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
気軽な遊びのはずが実は呪われたゲームだった「Truth or Dare」の予告編映像が公開 - GIGAZINE

映画に日常の効果音を実際にどうやってつけていくのか、ハリウッドの職人技を垣間見られるムービー - GIGAZINE

オーシャンズ11を女性メンバーだけでリブートした映画「OCEAN’S 8」予告編公開 - GIGAZINE

お城の隠し扉や大豪邸の地下牢など、一風変わった特徴を持つ有名な屋敷21軒 - GIGAZINE

人類の夢「タイムトラベル」はどのようにフィクションの世界へ持ち込まれたのか? - GIGAZINE

in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.