スマホのAR機能を使って積み木感覚で簡単に3Dモデリングができるアプリ「Makebox AR」


AppleはiOS11から搭載した「ARKit」AR(拡張現実)に対応、Googleも普通のAndroidスマートフォンでのARコンテンツを利用可能とするプラットフォーム「ARCore」を発表するなど、スマートフォンやタブレットPCにおける拡張現実コンテンツへの対応が急速に進んでいます。そんな中で登場した「Makebox AR」は、スマートフォンのカメラを用いて、拡張現実空間上にブロックを積み上げて、3Dモデルを作ることができるアプリです。期間限定ですが、無料で入手可能です。

Makebox AR | 株式会社 ViRD
http://vird.co.jp/product/makebox-ar/



アプリにはAndroid版とiOS版があります。対応機種については、Android版がLenovo Phab 2 ProとZen FoneARの2機種、iOS版はiOS11.0以降のiPhone6S以降・iPad第五世代以降・iPad Proと公式で告知されているので注意が必要です。

Makebox AR - Google Play の Android アプリ


Makebox ARを App Store で


今回はiOS版を利用します。記事作成時点では無料で公開されています。「入手」をタップして、端末へのインストールを行います。


アプリを起動すると「Makebox AR」がカメラへのアクセスを求めてくるので、OKをタップ。


カメラ機能がオンになるので、左右に端末を動かして床を認識させます。真っ白で無地の机はなかなか認識しませんでした。


注意書きの通り、何かしら模様があればスキャンは十分可能でした。床が正しく認識されるとARのマーカーが表示され、スキャンが始まります。


スキャンが終了し、右側ツールアイコンの説明が表示されたら右矢印をタップ。


続いて、左側ツールアイコンの説明が表示されます。右矢印をタップ。


ユーザー作品の説明が表示されたら、OKをタップします。


右メニューの一番上を選択し、画面をタップするだけで画面中央のカーソル位置にブロックを設置できます。


画面を長押ししたままカメラを移動させると、直線や直方体を描くことができます。


ブロック設置アイコンの一つ下を選択すれば、画面タップでブロックの削除も可能。


ブロックの色は、左側上から3つ目のパレットアイコンをタップすることで、54色から自由に選ぶことができます。


右側上から3つ目の注射器アイコンをタップすると、設置済みのブロックから色を抽出できます。


右側一番下の手のアイコンを選択し、動かしたいブロックの塊にカーソルを合わせてタップして長押しすると、ブロック全体をまとめて移動させることができます。


左側上から2つ目のレイヤーアイコンをタップし、出てきたメニューの「レイヤーを全て破棄」を選ぶと配置したブロックを一斉に消去することも可能。


また、一部のユーザー作品をダウンロードすることもできます。左メニューの一番下をタップし、好きな作品を選択します。


今回はこの「チョコ」をロードしてみます。OKをタップ。


作品のロードが始まり、AR空間上に少しずつブロックが積み上がっていきます。


ブロック製の板チョコが出現しました。他の人の作品をロードして観察することで、構造や工夫、ブロックの積み上げ方を参考にすることができます。


また自分が作った作品をウェブで共有し、3Dモデリングソフト用のファイルとしてダウンロードすることが可能。今回はこの「サンタ帽」をアップロードしてみます。まずは左上のアイコンをタップ。


「ユーザー登録する」をタップします。


好きなUserIDとメールアドレス、パスワードを入力し、承認の欄にチェックを入れたら「ユーザー登録」をタップ。


タイトルを入力、利用規約の同意にチェックを入れて「アップロード」をタップします。アップロード自体はユーザー登録をしなくても可能ですが、作品名の変更やアップロードした作品の削除をするためにはユーザー登録が必須なので注意が必要です。


無事アップロード完了するとブラウザが立ち上がり、アップされたモデルが表示されます。


試しにPCブラウザからMakebox公式サイトを閲覧してみると、「サンタ帽」のアップロードを確認できました。「サンタ帽」をクリック。


「DOWNLOAD ZIP」をクリックすると「サンタ帽」の3Dモデルファイルをまとめたzipファイルがダウンロードできます。


解凍すると作品のmtlファイルとobjファイル、テクスチャのpngファイルを入手可能。


objファイルは、Windows 10に標準搭載されるペイント3Dなどのような3Dモデリングソフトで編集することが可能。また以下の画像のように、テクスチャファイルをあえて読み込まず、3Dぬりえのように楽しむのもアリです。

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