メモ用紙に指で描いた図形をすぐ3DCG化できるApple「ARKit」の恐るべき潜在能力がわかるムービー
iOS 11からiPhoneのカメラで空間を認識して簡単にAR(拡張現実)を実現できる「ARKit」が導入される予定です。そんなARKitで、メモ用紙の上に指で3Dグラフィックを描くデモムービーが公開されています。
ARKit Paint With Fingers Demo - YouTube
iPhoneのカメラで映したメモ用紙の上に2本指を置くと、指の先に赤いマーカーが出現しました。
指で弧を描くと、メモ用紙の上に円が描かれていきます。
そのまま一筆書きで4つの円を線でつないだ図表のようなものが描かれました。
さらに指を持ち上げると、描いた図表が引っ張られるようににょきにょき伸び、平面の図表が一瞬にして3Dグラフィックに早変わりしています。
なお、このARKitの3Dペイントアプリを作ったのはiOS/macOSの開発者であるOsama AbdelKarim AboulHassan氏で、以下のページでソースコードも公開しています。
iOS ARKit Tutorial: Drawing in the Air with Bare Fingers | Toptal
https://www.toptal.com/swift/ios-arkit-tutorial-drawing-in-air-with-fingers
・関連記事
AppleのARプラットフォーム「ARKit」ではどんなことができるのか - GIGAZINE
方向音痴ですぐ迷子になる人に朗報、iOS11の「ARKit」で地図アプリが「ARナビ」として劇的に進化 - GIGAZINE
iOS 11ではiMessagesでサクッと送金可能に、ARにも対応しSiriには「Intelligence(知能)」を搭載 - GIGAZINE
・関連コンテンツ