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GoogleマップがiPhone Xの大画面をサポート、情報量の変化が一目瞭然


5.8インチに大画面化した「iPhone X」は、画面の縦横比が従来の16:9(≒1.78:1)から2.17:1に変化しており、かなり縦長なディスプレイを持つ端末となっています。その結果、Apple純正アプリ以外の多くのアプリがiPhone Xの特殊なディスプレイサイズに対応できておらず、せっかくの大画面を生かし切れていないアプリが多数存在します。特にパッと見の情報量が多ければ多いほど助かるブラウザやマップアプリを使っていると、「早くiPhone Xをサポートしないかなぁ……」という気持ちになってくるのですが、マップアプリの定番であるGoogleマップがiPhone Xをサポートし、ついに大画面を余すことなく使えるようになりました。

Google Maps for iOS gets update with iPhone X support | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2017/11/30/google-maps-iphone-x-support/

2017年11月3日にiPhone Xが発売されてから約1か月後の12月1日になって、GoogleマップがiPhone Xの5.8インチディスプレイに対応したことが発表されました。iPhone XのサポートはGoogleマップアプリの最新バージョンとなるバージョン「4.41」からで、アップデートにはいくつかのバグ修正も含まれています。

Googleによると、バージョン 4.41の新機能は以下の通り。

Google マップをご利用いただきありがとうございます。このリリースから iPhone X がサポート対象になりました。また、バグを修正して、ユーザーが新しい場所を発見して移動しやすくなるよう改善しました。最新版をダウンロードして、Google マップの豊富な機能をご利用ください。


表示エリアがどれくらい拡大されたかは以下の画像を見れば一目瞭然。特定の場所を検索した場合、画面上部には検索バー、画面下部には検索候補の情報などが表示されて、肝心の地図表示エリアが狭くなりがちですが、縦長のiPhone Xならば地図を大きく表示しながらその他の情報もしっかり見せることができます。また、単純に縦長なので検索結果などの表示件数が変わってくるのも特徴です。


さらに、Apple純正のマップアプリ(左)とiPhone XをサポートしたGoogleマップを比較してみるとこんな感じ。Appleのマップアプリは画面上部のステータスバー周りの視認性を高めるために、凹部分の周りは半透明にして地図を表示しないようにしていますが、Googleマップでは少しでも地図が見えるようにそのまま表示しています。


なお、アップデートされたGoogleマップは以下から入手可能です。

Google マップ - GPS ナビを App Store で

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

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