Appleはすべてのアプリに「iPhone Xディスプレイのサポート」を義務づける


Appleはアプリ開発者に向けて、2018年4月以降にApp Storeでの配信に向けて審査に提出される新しいアプリに関しては、すべてがiPhone Xの5.8インチSuper Retinaディスプレイをサポートしなければいけないと明示しました。つまり、2018年4月以降にApp Storeでアプリを配信するには、iPhone Xの画面上部にある出っ張り部分(ディスプレイの切り欠き)や、縦横比約19.5:9という縦長のディスプレイをサポートしなければいけません。

Apple will require all new apps to natively support iPhone X display from April | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/02/15/apple-require-new-apps-support-iphone-x/

Apple says new apps must support the iPhone X Super Retina display - The Verge
https://www.theverge.com/2018/2/15/17017902/apple-iphone-x-app-support-super-retina-display

Apple says all new iPhone apps must support iOS 11 SDK, iPhone X display as of April
http://appleinsider.com/articles/18/02/15/apple-says-all-new-iphone-apps-must-support-ios-11-sdk-iphone-x-display-as-of-april

iPhone XといえばサイズはiPhone 8とiPhone 8 Plusの中間に位置しますが、ディスプレイは5.8インチと大きく、一度に多くの情報を表示できるようになっています。これまでのiPhoneはディスプレイの縦横比が16:9でしたが、iPhone Xのディスプレイは縦横比が約19.5:9とかなり縦長になっており、アプリがiPhone Xのディスプレイに対応していない場合、せっかく大画面化したiPhone Xを使ってもディスプレイの上下に黒い余白が表示されて大画面をいかしきれません。

iPhone Xに対応するとどれくらいアプリの表示エリアが広がるかは、以下のツイートを見れば一目瞭然です。


iPhone Xは有機ELディスプレイなので余白が発光しないので気にならないという意見もあります。


5.8インチのiPhone Xはかえって5.5インチのiPhone 6/6s/7/8 Plusよりも画面表示が小さくなる、という指摘も。これはiPhone Xの場合、ホームボタンがないので画面下部にホーム画面に戻るためのバーが表示されるのですが、横向き表示のアプリの場合、このバーとアプリ画面がかぶらないように表示させるものもあるから。


そんな中、Appleは2018年4月以降にApp Store審査に提出されるアプリについては、iPhone XのSuper Retinaディスプレイをサポートすることが必須条件になると明示しました。

また、4月からはすべての新しく配信されるアプリがiOS 11 SDKで作成される必要があるともしています。加えて、AppleはiOS 11の新機能であるCore ML、SiriKit、ARKitなどの採用も積極的に促しています。

「iOS 11 SDKで作成される必要がある」というのはiOS 11 SDKでのコンパイルが必要になるというだけで、必ずしもアプリが新しい機能をサポートしなければいけないわけではありません。これは、iOS 11 SDKという最新の開発者向けツールを開発者に使用させることで、App Store全体が古くなることを防止し、最先端の機能を積極的に採用してもらうことが狙いと思われます。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii